エゲレスとは、こーゆーところてす。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 今の英国の話題は、労働党政権内の政権交代と新内閣、ティム・ヘンマンなど英人テニス選手の結果、とう党スパイス・ガールズの再結成などが中心でしょうか。 PR 選手がコートを移動する度に、日英の報道陣も移動します。
周囲で観ている英人たちはシードまでされる日本人選手を観て、 昨日はトニー・ブレア労働党党首の最後の日でした。 本日からゴードン・ラムゼイが首相です 労働党党首はゴードン・ブラウンです。 このおっさんの話し方は難解で且つ、眠くなります。 それだけじゃなくて、コミュニケーションにも、パフォーマンスにも問題があると思います。労働党政権は危ういかも。 で、本日は息子の話、 と言うか、英国サッカーの縮図とも言えるでせう。 この季節はトライアルの時期です。 すなはち、選手たちが自分に合ったチームを捜し求めて、 あちこちトライアルを受け始めるのです。 昨年の場合は、迂闊にも拙と息子はシーズン開始直後になってからチームを探し始めました。はっきり言って時期遅れでした。近鉄の中村ノリ選手がキャンプ間際で中日に拾われたようなもんす。息子もなんとかプレミアシップのチームからオファーを貰いましたが、当時のチーム事情を考えて、結局断り、3部リーグの現チームに残りました。 そんなわけで、次のシーズンのためにプレミアの一番強いチームのトライアルを受けるつもりでしたが、ちょっと事情が変わって来ました。 まず、プロのアカデミーにスカウトされる子供はどこのリーグでも可能性があることが判ったこと。 もうひとつは、本当に息子を欲しいと言ってくれて、且つ息子をプレイの中心に考えてくれるチームを選ぶことにしました。 で、この一ヶ月間、過去に所属したチームを含めて、聞いたこともないチームなど合計で5チームから声が掛かりました。因みに、こちらからはどのチームにもアプローチしていません。 実際に練習に参加させてもらい、息子を動かすとよく判ります。 拙と息子との判断で、最後に残ったのは現チームWLでした。昨シーズンの終盤ごろからチームプレーが改善されつつあること、癌となっていた選手が辞めそうなこと、これから補強に入ることなどで、 たぶん、このチームは次のシーズンではけっこう強くなれると思います。 先日、拙は監督ポールにA4で4頁の提言に、統計データを添えて提出しました。データの元になったのは昨年のシーズン開始からの拙 ポールは拙のStatsの分析を見て、とても納得してくれたようです。 如何に攻撃力を無駄にしていたか。 ポールは息子を試合に出せるのなら何でもやる、と言ってくれました。 なんだか、とても恵まれているよなあ。 と言うか、交渉勝ち。 ここまでお膳立てしてダメなら諦めもつこうもん。 息子のプレーするクリケットはけっこう大道具なので、 時々送迎が必要です。 ついでにプレーも観てやろうと早めに到着し、 学校内を通ってクリケット場に向かおうとすると、 「何かご用でも?」 と、満面に笑みを湛えて尋ねてくる教職員が、たま~に居ます。 最初の頃は、 「ええ、送迎がてら息子のプレーでも観ようと・・・」 と答えていましたが、 最近では、 「俺が白人ならそういう質問はしないだろ」 と応えます。 すると、大体が「はっ」とした表情に変わります。 レイシズムは法で禁じられていますが、 潜在的には差別意識も区別意識も同じこと、 ということなんでしょう。 教職員も拙を知らなかったことを詫びなくてもいいのに、詫びてくれます。 娘と息子に直接関わったことのない教員でも、 名前を言えば判るようです。 こちらは高~い授業料を払う生徒の親ですから、 学校ではこの程度のコミュニケーションで済みます。 実は、英国でこの種の状況はあちこちに転がっています。 「俺が白人ならそういう質問はしないだろ」 この応えでも判らんヤロウとは、語気をあげた議論にはいります。 「あんたが白人かどうかなんて問題じゃない。あんたが正しいところに所属しているかどうかが問題なんだよ」 この論点は正しいです。 で、拙も頭に来るので、 「許可もあるし、用もあるからここに居るんだ。お前の仕事をちゃんとやれ。なんであいつはフリーパスで、俺はチェックを受けるんだ。このレイシストめ。お前の態度はこの周囲の人たちが証明するぞ」 はい、警察官に言って差し上げました。 拙は単に面倒くさいオジサン? 息子の近所の学校同士で、陸上競技大会が行われました。 11歳まで通っていた公立の小学校から分散した8つの中学校(高校も一緒)から選抜された息子の旧友たちが集ったのです。 「で、何の競技に出るの?」 と聞かれました。 息子は小学校では陸上競技の全種目で1位だったからです。 「いや、出られないんだよ」 「え、なんで?そんなに凄い選手がこの学校に居るの?」 「いや、そういうわけでもなくてね」 「どういうこと?」 「オーガナイズした奴が僕をリストから漏らしたんだよ」 「そんなことあり得ない!君はいつもヒーローだったじゃん」 な~んか、出来すぎの話みたいですけど、本当にあった会話です。学校に迎えに行った時、興奮した息子の現同級生から最初に聞いたくらいですから。 この話が物語るものは、現校でも息子の能力が認められていながら、 旧校の友人たちとは、その評価が異なるということです。 息子は「妬み」というものを学んでいるところなんでしょう。 でも、今期もトップの学力成績ではありませんでした。7月7日には表彰式がありますが、またしても我が子らは選ばれませんでした。テストの点数は我が子らの方が上なのに、マジメで教師の言ううことを聞く子や、入学時から特待生だった子に高得点が与えられる傾向があります。学校としては、認めた子を持ち上げるのは当然というところでしょうか。こういう割りの食い方はどうも気に食わないのですが、学力よりも大事なことがあると思えば、そういうことにこだわる教師たちが「くだんねぇ」と思うわけであります。 |
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