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エゲレスとは、こーゆーところてす。
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ひよこ「かあちゃん、向こうから何かくるよ」

かあちゃん「どれどれ?」




かあちゃん「なんだ、親子連れじゃない。珍しくないわよ」





ひよこ「そうなの?珍しくないの?」

かあちゃん「お前は生まれたばかりで判らないだろうけど、最初はあんなもんだよ」



ひよこ「え、最初って?」

かあちゃん「そのうち減るのよ」

ひよこ「なんで?」

かあちゃん「それはね・・・」

ひよこ「あ、ほんとだ。減った。あいつらのかあちゃんがいなくなった」



かあちゃん「あれは潜っただけよ」

ひよこ「でも、みんなピイピイ言ってパニクってるよ」

かあちゃん「いいんだよ。放っておけば。そのうち餌持って出てくるんだから」




ひよこ「あ、ほんとだ。また潜った。あの子たちは潜らないのかな」

かあちゃん「お前だってまだ潜れないだろ」

ひよこ「ぼくが潜っているうちに、かあちゃんいなくならないかい?」

かあちゃん「いなくなって欲しいのかい?」

ひよこ「いや、昨日までににいちゃん、ねーちゃんたちがいなくなっちゃったからさ。今度は僕の番かな、かあちゃんの番かな、・・・と」

かあちゃん「縁起でもないことを言うんじゃないよ。うちはれっきとした王室公園の家系だよ。女王様が守ってくださるんだよ」

ひよこ「でも、昨日ねーちゃんを食べたアナグマも王室公園のプレデターだよね。生物多様性も命がけだなあ」



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悩みと思うから悩むだけであって、

本当は悩んでいません。

問題意識は持っていますが、

それは悩みと異なります。

「状況把握 ⇒ 解決のプランニング ⇒ 行動 ⇒ チェック ⇒ フィードバック」

という構造が出来ているので、

整理がつかないとか、選択が出来ないという悩みはないのです。

むしろ、正確な状況把握や感情の整理が出来ないから、

ノウハウ本や宗教本が流行るんだろうな。

「この本はお勧めだよ」

と友人に無理に貸し与えられ、

仕方なく読むと、ものの1時間で読み終えてしまうような本。

「真理を説いた」ものにしては、内容は浅く、何も印象に残らない。

貸した友人が拙を理解していないことが判ってしまう。

拙は哲学する人間であります。

ヒトの意見を無条件に受け入れることなど出来ない性質なのであります。

その種の本でひとつだけ役立ったのは、

故斉藤茂太先生の「鬱の心理学」でした。

もはや絶版です。

日本のある企業に勤めていた頃、

同僚が飛び降り自殺した時に、

同期の連中が皆鬱症状になってしまったので、

30冊買って、本社の同期たちに進呈しました。

皆、眠れぬ夜に読んで、自分を取り戻したそうです。

死んだ奴も院卒でしたが、

残された連中もほとんどが院卒。

皆、「俺たちの存在意義は・・・」などと青臭いことを考えたそうです。

悩むってのは、どうしようもないことをくよくよ考えたり、

同じ考えが頭の中を堂々巡りすることですよね。

そういう精神状態の時に出来ることのひとつは、

「どうしようもないから」考えないことです。

拙は考える課題が多いので、

「ここまで考えたら、もうどうしようもない」と、

結論を導き出した時点で、

一旦思考を停止して、すぐに別のことを考え始めます。

そういう考え方でもしなきゃ、英国なんて暗~い国ではやっていけませんよ。

最近は夏なのにまだ暗い気がする。

なんかスカッとすることをしたいですね。

とりあえず、レモンスカッシュごくごく・・・。






英国の庭には後ろと前があります。

芝生でさえ、前庭用と後庭用があります。

前庭用は柔らかく細い芝、

後庭用は太く長く伸びる芝です。

しかし、近年になって、その区別なく芝の種が売られるようになりました。

20年前、いや15年前でもその違いはありました。

その理由は前庭の使い方の変化にあります。

ひと家族に2台以上の自家用車を持つ家では前庭の芝を剥ぎ、

植木を引っこ抜いてアスファルト面やレンガやタイル面にしてしまいます。

前庭の植物を手入れする手間は省けるし、

路上駐車よりも安全で便利だし、という程度の理由です。

しかし、昨年辺りからせっかく作ったそのパティオを壊して、

また元の芝生と生垣の姿に戻している家を目にするようになりました。

「もしかして、ソイル・アソシエーションの支持者ですか」

と聞くと、案の定でした。

「それだけじゃありません。フレンド・オブ・アースの考えにも賛同しています。酸素を作り出す工夫をしないとなりませんからね。こうして緑を増やすことで、将来は我が家の炭素税を軽くして貰いたいものです。日本では天皇が御所の中を手付かずの自然に仕立てているそうじゃありませんか。やはり環境先進国ですね」

日本について、何か誤解があるようですが、まあ、いいでしょう。

そのうち、芝生の種の種類と値段をチェックしておきます。






息子が地元のクリケットチームのジュニアメンバーとして迎え入れられました。プロチームのジュニアですから、行く行くはプロになる子供たちも数名排出されます。

 

でも、後日ポジションを決めるためのトライアルがあると言うし、そのチームのウィキッド・キーパー(キャッチャー)を堅持している少年B君は9月から息子の学校に編入します。今後、地元チームでも学校のチームでも、B君と息子がそのポジションを目指して競うわけです。

 

ご存知のように、息子はサッカー、ラグビー、ホッケー、そしてクリケットの中心選手です。どのスポーツでも()プロ選手たちからも高い評価をもらっています。

 

どのスポーツでも認められるからこそ、息子も楽しんでいます。出来なかったら、興味もないでしょうけど。これだけのスポーツを体験できるのも羨ましいですが、我が子ながら、これだけ何でも認められたら大したもんだと思います。

 

個人的には、息子が校内の陸上競技ですべて次点であることが気に入りません。なぜなら、拙の記録は日本国内でも上位に位置したからです。息子にはもっと上に行って欲しいではありませんか。身体ももっと大きくなってもらいたいし。現在中2で165cm、因みに息子の日本の従兄弟(拙の甥)は同年齢で178cm。拙方の方が英人よりも背高であります。

 

今日はウィキッド・キーパーの練習をしたいと言う息子に付き合って、庭でキャッチングの練習をしました。クリケットはバウンドしてからキャッチするものです。どこでバウンドさせたものか判らない拙は、息子にかなり速くて難しいバウンドを何度か投げていました。

 

クリケットの投球は走りながら投げるので、プロなら軽く160キロを超えます。拙の投球する球は130キロを超えます。拙を知る人なら法螺でないことが判る筈です。その球を至近距離から左右の回転やトップスピンを掛けて投げ、バウンドさせたところをキャッチする。それが練習です。

 

たまに息子の足元でバウンドする球を投げてしまい、「あ、しまった。怪我させた」と思ったこともありますが、息子は難なく捕球します。普通だったら顔にその硬球をぶつけて救急車行きになると思うんですが、クリケット・グローブの中に球を納めた息子は平気な顔をしています。

 

試しに同じ球を投げ続けると、「こんなに難しい球は滅多に来ないよ」と言い出します。(なんて親だ)

 

まだ息子とこうして遊べることが嬉しくもありますが、共に生活できる期間の短さを思うと少々悲しくもあります。息子は指導されるべき立場から、親を練習台に使う立場へと成長していました。

 

サッカーチームでも現在再び検討中です。息子にとってのプライオリティはやはりチーム力。このことも近々に決まるでしょう。そうすると、現チームのために拙が作った統計は全部無駄になるわけです。まあ、いいけど。

 

 


今年になってようやく夏が戻ってきた英国、

先週、先々週とあれだけ雨天が続いたにも関わらず、

一日の延長だけでウィンブルドンのテニスも終了しました。



8日は朝起きるなり開いたPCのメイルには、

「マーラ」のタイトル。

野口みずき選手にくっついて走って、自己ベストだそうです。

ソースは以下のウェブ記事。英語ですが、ちょと開いて見てください。

札幌で2位だった筈なのに、記事のタイトルが変なんです。

指摘したい人は投書してみてください。

http://www.sportinglife.com/others/news/story_get.cgi?STORY_NAME=others/07/07/08/ATHLETICS_Yamauchi.html




で、ハイドパークに野球の練習に行くつもりでしたが、

今回のツール・ド・フランスがロンドン発とのことで、

我々の練習場が使えなくなっていることが判りました。

そして、ウェストミンスターからカンタベリーにかけての200キロあまりのコースが、

義理両親宅近くを通ると言うので、

観戦に行って参りました。

http://www.letour.fr/2007/TDF/COURSE/us/index.html

自転車が通過するのは1時ごろと聞いていたのですが、

それ以前の11時ごろからスポンサーの宣伝車がパレードして、



いろいろなGive Awayが配られるということなので、

11時に沿道に陣取っていました。

しかし、パレードとは名ばかりで、

かつて、日本の暴走族たちが使っていたクラクションを鳴らしながら、

かなりのスピードで我々の前を通り過ぎて行きました。

宣伝車の数は優に100台は超えていました。

自転車競技は地球温暖化に悪影響はないと思っていましたが、

イベントとしては最低だな、と思いました。

スポンサーはエコカーの開発に乗り遅れているS社だし。

ときどき、お菓子のハリボやら、ステッカーやら、企業名入りのビニルシートやら、チーズやら、化粧品やら、なにやらかにやら、車から投げつけられました。当たっても痛くない配慮はされていましたが、進駐軍に菓子を与えられる戦後の子供たちの気持ちが判ったような気がします。

お目当ての自転車群まで時間があるので、沿道で仕事をしていると、拙のノートを覗き込んでくるお節介なおじさんたちが、「英語と何語が混じっているんだ」と聞いてきたので、「Japanishです。考えながら仕事しているんだから、話は遠慮させてください」とお断りしました。

言い方が丁寧だったのでしょうか。

O.K. Gentsと言ってくれました。

しばらくして、自転車の一群は一斉に来ました。

その前兆はヘリコプターの音でした。北西の空からだんだん近づいて来ました。

目の前を通る一群はあたかも麦畑を食いつくすイナゴの大群のようでした。って、そんなものを体験したことはありませんが。


本日のゴール、カンタベリーで優勝した人は英国人でした。ミラーさんだったかな。興味ある人は調べてください。


ツール・ド・フランスを間近で観たことですっかり満足して帰宅すると、

今度は杉山愛選手のダブルスの決勝戦が始まっていました。

最初から観たかったのに、観られなかった理由は、

日程が延びていたので、日曜はBBC1しか放送枠を持っていなかったからなんです。

BBC2でやっていれば、義理両親宅で皆で観られたのになあ。

戻った拙宅ではインタラクティブでなんとか観戦。

観戦している最中に息子が庭のテーブル(購入時200ポンド)を壊しました。

いい加減、大人の身体になっているのに、テーブルの上に座りやがったのです。

拙ががっかりしていると、杉山陣営も危なくなって来ました。

いい試合だったのに残念。

杉山選手の試合は観ていて楽しくなりますね。

なんでだろう? いつもピョンピョン飛び跳ねてニコニコしているからでしょうかね。

彼女は、その朗らかさと明快な受け答えで、世界中のメディアからも人気者です。

1990年代にウィンブルドンに初めて出場した頃から、

彼女はちゃんと英語で受け答えしていました。

近年はそのコミュニケもさらに洗練されています。

杉山選手は日本の誇りと言えましょう。

拙の次の楽しみは夏の高校野球とマーラの大阪マラソンです。

スポーツの良さは、

勝負の面白さだけではなく、磨いた自分を体現することにありますね。

結果は後からついて来るのです。



息子の壊したテーブルは1時間掛けて修理出来ました。

にゃろ~。

拙のこのギャップをお楽しみの方へのサービスでした。





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