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エゲレスとは、こーゆーところてす。
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普通のビジネスマンと同様に、

日英間などロングホールのフライトでは、

FCYのすべての座席に座ったことがあります。

FはFirst,CはClub、YはEconomyです。

でも、機内食をおいしいと思ったことは一度もありませんでした。

一度だけ「旨い」とつい口から出てしまったのは、

Fクラスでスチーさんから注がれた清酒「両関」を啜った時でした。

酒も旨かったのですが、同僚を喜ばせてあげるのも社内営業だな、と。



しかし、今回は本当に旨いものに出会ってしまったのです。

パリの空港、チャールズ・ド・ゴールでの待ち時間のこと、

カフェに入り軽食をと、カウンターに載せられた皿を幾つか眺めていました。

サラダの上にスモークされた魚の薄切れ2,3種類が数枚乗っていました。

周囲を見ると、同じ皿を選んでいる人が多いので「これだな」と。

支払いを終えて、テーブルに着くなり、

偶然同じ便でロンドンに戻る知人が向かいの席に陣取り、

いきなりビジネスの話。

「俺は食いてぇんだよ」

とは言えずに話を聞きながら、

彼にビールを買いに行かせる。

けっこう待たされる筈なので、

その間にこの旨そうなスモークド・フィッシュを頂いちゃおう。

で、サーモンの上にある5mm厚の玉ねぎにナイフを入れようとしたら、

ふにゃっとした変な感触。

厚みも繊維も透明度も、どう眺めても3cm四方の玉ねぎ。

新手の酢漬けか何かと思って口にした途端、

「魚?」

明らかに玉ねぎとは異なる食感です。

「しかも旨い!何これ??」

店員に聞くと、Thon Fumme

Fumme(Smoke)は判るけど、何だよThonって?

店員はTunaと付け加える。

マグロは元から臭みのない魚ですが、


うっすらとオーク系スモークの香りは食欲を引き立たせます。

スモークで一番美味になるのは桜だと思いますが、

マグロの場合は何でもいけるかもしれません。

搭乗前のカフェで満足したのは、これが始めて。

で、機内で出されたスナックもまたサラダに乗ったスモークド・ツナでした。

「マグロがなぜ透明になるんだろう」

と訝りながら、完食。 さすがだぜ、フランス料理。


こんなに旨いものは英国にも・・・あるだろう、と探してみると、

スーパーには皆無、百貨店や魚屋にはあるものの、ラミネートパック。

身が赤く、1mm程度の薄切りでジャーキーのように硬い。 しかも高価。

味は塩辛く、旨みがよく判らない。

パリ空港とエア・フランセ機内で出されたモノとは違いすぎる。

なぜ透明だったのか、なぜ塩辛くなかったのか。

この謎解きは今後も続く・・・かな。




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こういう書き方は得意。もともと、論文の出身だかんね。

若けー頃は文章が硬いと言われたものよ。特に理系のヒトたちにね。

で、やわらかいサラダのくだらない話。

肉をおいしく作るのは簡単ですが、

野菜はけっこう手間ですよね。

調理法は炒め、ナムルや和風の和え物、スティックサラダ、漬物、サラダってところでしょうか。

炒めは簡単ですね。あんなもん、料理のうちに入りません。でも、拙宅の炒めにはいくつか工夫がありまして、なぜだかおいしゅうござんす。調味料はすべて英国製でも、組み合わせでなんとかなるもんです。植物性(?)ラードで自家製「味覇」なんかを作ったりしてます。

和え物はあらかじめタレを作っておいて、茹でた野菜に絡めるという具合で、品物によっては日持ちするので長方、いえ重宝します。奥様、英国では出来合いのタレなどございませんのよ。主婦でも、主夫でも自分で拵えるんざます。おほほ。

スティックサラダには、ディップが付き物です。ディップはタラマサラタというタラコとクリームで作ったものがウマイんですが、これは脂肪の塊です。だいたいの場合はスーパーのもので間に合わせますが、一度、これを明太子で作ったら、止められないほどウマクて野菜を食べすぎた筈なのに胸焼けになりました。たぶん、脂と唐辛子のせいでしょう。ウマイけど最悪です。スティックサラダはやはり生食にしましょう、って皆さんには関係ないか。

漬物は食べ安く切った野菜に塩、出汁粉、酢、砂糖、しょうゆ、ゆず粉などを適宜まじぇるだけです。まじぇる調味料はウスターソース、やケチャピなどもうまく混ぜると、感動ものです。出汁粉は昆布茶でも可能です。作り方によってはフランス料理の前菜のようにも使えます。先日も、千切りにしたキャベツとにんじんをゆず粉、出汁粉、砂糖を隠し味程度で使い、醤油でもみ込んで、カタチを整えて枝豆を散らすと、食通の英人たちが唸っていました。ワインに合うそうです。

で、最後にサラダですが、これは生野菜を切って、ズドンと更に盛っただけです。最近はビニル袋から出して、それで出来上がりというんも多いです。でも、それは料理とは言いません。知人宅でそういうものを出されると、拙はとても不愉快になります。拙の前でそんなことをするのはメリケン人とエゲレス人だけです。もちろん、ロクなドレッシングもありません。拙は梅肉ドレッシングや胡麻ドレを作り置きしていますから、市販のバルサミコ酢以外は許せないのです。

こうやって書いて来て、思い出すのは、以上の野菜料理のすべてについて、英人のお客さんたちは作り方をたずねるのです。

「このサラダのレシピをおせーて」

サラダじゃねぇってのに・・・。

サラダの上に和え物や漬けもんを乗せると、見栄えもして、けっこう野菜食が進みます。料理はパフォーマンスでもあんのね。

ちなみに梅でもロンドン近郊なら入手は難しくありません。胡麻ドレなど、tahini(胡麻ペースト)という商品を使えば、日系スーパーなしで作れます。どうぞ、ご自分で考えてください。










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