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エゲレスとは、こーゆーところてす。
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全面禁煙が2007年7月1日から始まります。

でも、どこで吸っちゃいけないの?

屋内の公共施設、映画館、公共交通機関、パブ、レストラン、ナイトクラブ、プライベートの倶楽部などです。でも、プライベート倶楽部はなんで規制されるんでしょうね。認可を得るために費用を払え、という意味かな?倶楽部周辺は葉巻屋だらけなのに。

んなら、どこで吸えばいいの?

まず、屋外はまだ大丈夫です。 自宅、ホテル、刑務所、老人ホームなど、「家」とみなされる場所であれば、許されるそうです。でも、ホテルのどこなら良いのかは不明。その辺は詳細な説明があるのだろうか?

フットボールグラウンドや駅のプラットフォームなどは実質的に閉鎖された環境にあるので、屋外といえども既に禁煙になっている筈ですが、実際に駅でもサッカー場でも吸っているヒトを見かけるから、法の適用や運用にも、拙はちょと懐疑的であります。タクシーなどの場合はどんなに「禁煙」と書いてあっても、法的な拘束力はないそうです。だからと言って、運転手を無視して吸えばどうなるかは聞かないで下さい。

で、吸ったところを見つかったら?

見つかっても何も起こりません、って一人突っ込みかよ。捕まったら、£50の罰金です。

でも、誰かがこっそり吸っているのを見つけたとしても、誰が気にするの?

その施設を管理する責任者が、誰かの喫煙を制止出来ない場合は、£2,500の過料が課されます。「禁煙のサイン」がないことを見咎められれば、£200の過料が課され、法廷に持ち越されると最高£1,000まで課される可能性もあるとのことです。

以下、余談ですが、ってブログは全部余談か。

拙はタバコの臭いがとても苦手なんですが、大概の場合は我慢します。NZ旅行での話、天然記念物などの生息地で、かなり厳しく制限された禁煙区域で観光していた時のこと。 そこでは、喫煙者に注意したことから、議論に至ったことがあります。なぜ議論になるのか、なぜ彼らは反論するグラウンドを持つのか、拙には皆目理解出来ませんでした。 ある人物からは、息子の前で "No one cares. Ass hole!" 「誰もやってることじゃねえか。尻○穴野郎」と言われたことがあります。それに対して、

" You do not understand that you are disgracing all smokers."

「そんなことを言ったら、すべての喫煙者を 辱めるんじゃないの」

と切り返すと、少しは理解したらしく、議論は止めましたが、自分の子供の前でもあるにも関わらず喫煙を止めませんでした。

「アナタのお子さんが大きくなっても、このヒカリ苔がこの生態系の中に残れると良いね」

と付け加えましたが、何の反応もせず次のタバコに火をつけました。それを見ていた日本人観光客も次々にタバコに火を点け始めました。あーあ、であります。

後で、息子にこの場面のことをどう思ったか、と尋ねると、「お父さんが正しいのに、侮辱されて悔しかった」と目に涙を溜めていました。こどもでも判ることなのに、なんか意地になっていやしませんかね。

これからはこういうことが増えるのでしょうか?

以下の予定で公共スペースでの喫煙が禁止されることになります。既にスコットランドでは実施されているのはご承知のとおり。

該当域で喫煙する日本人の皆様に説教をしている日本人もしくは、香港マフィア風の人物がいたら、それはおそらく拙でありましょう。 

  • England - July 1, 2007
    The initial plans for a partial ban in England were binned because Health Secretary Patricia Hewitt felt it was impractical and wouldn't offer enough protection from passive smoking for workers in places such as bars and clubs.
  • Scotland - March 2006
    It's hoped that the ban will have a very positive impact on the Scottish nation, since smoking here is attributable to a shocking one in four of all deaths.
  • Wales - April 2, 2007
    The UK government allowed Wales to decide on its own smoking ban, despite the fact that the Welsh Assembly isn't normally given such wide-ranging powers. Wales was actually the first part of the UK to vote for a full smoking ban.
  • Northern Ireland - April 30, 2007
    Three years after the Republic of Ireland's total ban, Northern Ireland is following suit. No-one has a right to subject colleagues and workmates to the dangers and hazards of second-hand smoke," says its Health Minister Shaun Woodward.


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    コメント
    無題
    移行措置ゆえ拘束力が緩いのかもしれませんが、中途半端な感じは否めませんね。2派に分かれそう。。
    その点、ドイツ語圏は規則は規則!という意識が強いですね。ドイツ人は砂漠の中の一本道の赤信号でも止まるというジョークを聞いた事があります。笑
    【2006/12/02 09:15】 NAME[TLJG] WEBLINK[URL] EDIT[]
    Re:無題
    日本人も止まりますよね。車の通らないところで信号待ちはみっともないというか、意味ないと思うんですけどね。
    【2006/12/04 03:37】
    無題
    イタリアやアイルランドではもう施行されていることなのに、イギリスは足並みがそろってませんね。あんなに、喫煙による健康の害を叫んでいながらここまでくるのにこんなに時間がかかるのは嘆かわしいことです。パブにもこれでおおっぴらにいけるので嬉しいです。煙草の煙は耐えがたかったので...
    【2006/12/02 10:35】 NAME[Nori] WEBLINK[] EDIT[]
    Re:無題
    煙が無ければ、それでもう充分ですが、英人も何かしら文句をつけそうですね。
    【2006/12/04 03:39】
    無題
    日本にいると、本当に「公共の場での禁煙徹底の必要性」を日々感じます。 分煙になっていても、全然しきりがなかったり、歩きながらタバコ吸っているおじさんならぬギャルなどなど・・。 それに比べると私にとっては、イギリスは天国であります。

    日本人のマナーの悪さは、最近色々な面で感じますが、そうでもないですか? ちなみにNZで禁煙で議論された相手はなに人ですか?
    【2006/12/02 14:32】 NAME[Dolphin] WEBLINK[] EDIT[]
    Re:無題
    >日本人のマナーの悪さは、最近色々な面で感じますが、そうでもないですか? ちなみにNZで禁煙で議論された相手はなに人ですか?

    もう、3年ほど帰国していないので、日本人のマナーについてはよく判りませんが、50代、60代の方々にも配慮のない行為が見られと思います。あれではこどもたちが良くなるはずが無い、と。

    議論したのは中華系移民だったと思います。
    【2006/12/04 04:00】
    おお
    ちょっと尊敬しますね。
    私は・・注意はできませんね。第一、英語がしゃべれないし・・って、そんな問題じゃないでしょうに。
    【2006/12/03 17:22】 NAME[やぶ] WEBLINK[] EDIT[]
    Re:おお
    言い方がポイントかもしれません。あそこに貼り紙がありましたよとか、私も喫煙者ですが…とか。それでも息巻くヒトたちがいることにちょっと萎えます。
    【2006/12/04 04:03】
    無題
    ドイツのニュースでも最近こんな話を聞いたような・・・。ドイツでも禁煙エリアが設けられるとか。すばらしいことです。
    タバコのにおいもきついですが、それにコーヒーのにおいが混じった日には・・・。しかもそれが電車で隣の席に座ったオヤジから漂ってきたら・・・私は別の席に移ります。
    【2006/12/04 13:08】 NAME[うに] WEBLINK[] EDIT[]
    うにさま
    >私は別の席に移ります。

    席があれば良いですけど、困ったもんですね。女性から漂ってくるときもありますが、健康は大丈夫だろうか、と案じてしまいます、って余計なお世話か。
    【2006/12/04 17:24】
    親の背中
    先日ある会話が耳に入りました。
    『どうして捨てたの?!』と、どうやら吸っていた煙草をポイ捨てした父親を子供が責めている模様。
    何度責められても言葉を濁してばかりの父親。
    折角正しい判断が出来ている子供なのに、この親の背中を見ていたら、いつか曲がってしまうのだろうか、とその子の事を思い哀しくなりました。
    牧歌さんの息子さんは素敵な背中を見て成長していますね。
    私喫煙者ですけど、吸う場合はマナーを守っているつもりです。しかしマナーを守らない人を見ると、どうして喫煙者が肩身の狭い思いをする事に加担するんだろうと思います。
    【2006/12/05 08:52】 NAME[麦] WEBLINK[] EDIT[]
    Re:親の背中
    まず、拙が喫煙を否定しているわけではないことをお汲み取り頂いて有難うございます。喫煙は自己責任でありますから、緩慢な自殺をしようが、喫煙で一時の至福を得ようが、拙の知ったことではないのですが、Do you mind?
    と聞かれるたびに、Yes. I mind your health.と言ってしまいます。一方、喫煙を社会的に眺むれば、やはり他者への思いやりが欠落していたために立法化に至ったのだな、とタバコの話ではなく、人間は法律という最低限の規範にまでしないと秩序を保てないのかな、と少々残念な気持ちになります。
    【2006/12/05 09:08】
    喫煙者だけどね
    ちゃんとルールは守るよ。
    でも、そろそろ禁煙しようか考え中。だって、エアの消費が早くなるのよ。って、ここでもダイビング中心。
    【2006/12/06 00:26】 NAME[けーこ] WEBLINK[URL] EDIT[]
    Re:喫煙者だけどね
    うん、守ってくれりゃいいのよ。とは言いたいものの、ルール自体がカバーし切れていない非喫煙者の保護の問題がまだまだたくさんあると思うのであります。だから、こういう厳しい決まりができちゃうのかもね。良識の範囲という言葉はなくなるのでは。
    【2006/12/06 02:04】


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