エゲレスとは、こーゆーところてす。
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子どもたちは本日からハーフタームという1週間の休みに入ります。 昨日はその前日であるだけに、 学校に行ってみると、いろいろな様子が伺えました。 まず、子ども達の通う学校は、1/4の生徒のために寄宿制度がありますので、 遠隔地に住む親元に向かうために寮母に付き添われて、 学校のロータリーでタクシーに乗り込む子どもたちの姿をたくさん見ました。 彼らはこれから、ロンドン・ガトウィック空港やロンドン・ヒースロー空港に向かうのです。 彼らの親は軍人、聖職者、外交官などの外務官や民間の海外在住者です。 拙宅の子ども達も来年の今頃にはこの景色の一部になるのだなあ、と感慨深く眺めておりました。 下校時刻になると、すぐに息子の姿が見えました。 そのすぐ隣には、以前ご紹介したミュージカル「アニー」の主役、ディジーです。 二人とも、赤い薔薇を持って楽しそうではありませんか。 「おお、ついに・・・」 車の中で拙は叫んでしまいました。 息子がトランクに荷物を押し込むと、ディジーが駆け寄って来て、なにやら楽しそうに話しています。 「そうか、そうか。あの家族と親戚になるかもしれないのだな」 とかなり飛躍した妄想を抑えつつ、 車に乗り込む息子に話しかけました。 「なんだ。1本だけかよ」 「うん。でも、クラスで貰ったのはディジーと僕だけ」 「ディジーは誰に貰ったんだ?」 「知らない」 「え?じゃ、お前は誰に貰ったんだ?」 「知らない」 そ、そうなんです。 どういう習慣が起源かは知らないのですが、 英国では組織の中に居る時は、 こうして知らないヒトから愛を告白されるのであります。 でもね、息子は誰がくれたか知っていると思います。 本当にディジーである可能性もありますが、 小ズルイ息子はなかなか本当のことを言いません。 帰宅してから、 こうして一輪挿しにするんですから・・・。 フラワーアレンジメントの先生、妙子・マーヴェリーさんの話では、 「嫌なヒトから貰っても花に罪はないし、花には怒りをぶつけられないから、とりあえず活けておくものよ」 とは言うものの、 嫌なヒトから貰ったら、持ち帰らないで捨てちゃいますよね。 それとも、花だと出来ませんかね? すいません。 大量のチョコは苦手なので、渋谷や飯田橋の浮浪者にあげちゃったことがあります。 捨ててこそいませんが、ヒトに好かれる喜びを分かち合いました。・・かな?アハハ・・。 バレンタイン司教の話とか、メリーズチョコの話とか、 そんなものを聞き飽きた方々のためのお話でした。 バレンタイン・デーはハーフターム中はだもんね。 因みにこの時期、赤薔薇1本が5ポンド(約1250円)でありんす。 金持ちの子どもたちとは言え、けっこうなお値段です。 PR
無題
一本でその値段は高くないですか?
(元)学生さま
まあ、時価ですから。15日にはタダみたいな料金になるんではないか、と。
納得。。
お休みなのですか。どうりで金曜の飛行機に家族連れが多かったわけですね。
こちらではバレンタインが一方通行のものでないところが公平でいいなと思います。私の場合、一方通行すらないのですが。。汗 Re:納得。。
独身だったら、あるいは家族へのコミットメントがなければ、手をあげるのに?あ、暴力じゃありませんよ。あげた手には薔薇一輪、いや、花束か。
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