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エゲレスとは、こーゆーところてす。
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10cm弱ってところでしょうか。

やや深い雪であります。

列車も平常運行されているようなので、

左)午後帰宅してから、雪だるま作りに励む息子。画像は鼻を拾っているところ。 右は学校が休みになって、暇を持て余し、午前中に拙宅の前で雪だるまを作り始めた近所の問題児たち。この後、さらに5名ほど集まって来ました。この雪のタワーはその後さらに高くされ、後ほど警察の手によって壊されました。アホや。

家人はそれぞれ8時までに出掛けて行きました。

ほんの4,5年前まで、英国の列車は寒くなるとポイント故障が起きて、

遅延は当たり前でした。

日本なら、カンテラでポイントを温める雪国の光景を目にしたことがありますが、

この怠け者の国では、プロフェッショナルで、職人気質の鉄道マンなど居る筈もありません。

はっきり言って、頭でっかちの素人集団です。(言い過ぎ)

しかし、そんな彼らも日本や欧州大陸の鉄道運行を横目に彼らなりの工夫はしているようです。

実際に、昨今のポイント故障は減少しています。

でも、ポイントが凍りつかないための技術的な説明をしているニュースを見たときは、

そのコストの掛け方に呆れました。

ポイントごとに温度センサーを置いて、

ヘリコプターで上空から凍結具合を察知するという内容でした。

そのセンサーの技術はもちろん日本の企業キーエンスであります。

凍結が進んだ箇所は、ポイントをガシャガシャと動かすようにトランシーバーで連絡するのだそうです。

英国のポイント操作は近年になってようやく、自動化が進みました。

でも、労働法がポイント操作職員を保護しているので、いまだに手動のところもあるそうです。

もちろん、オペレーションセンターの距離が異なるというだけで、

何もポイントまで歩いて行って、「よいしょ」と切り替えるわけではありません。

そうそう、英国の新聞印刷もまだ昔のままです。

80年代初頭に改良された日本の新聞のように、

あまり手の汚れないインクや印刷技術を使っている新聞社は数えるほどしかありません。

これも労働問題に関連しています。

印刷会社のオジサンたちがストライキを起こすんですが、労規はそれを認めているんですね。

機械化しちゃえば、それで終わりなのに、この国はいつまでも古いシステムを尊重します。

ま、そのうち印刷屋の就労者は居なくなるでしょうから、労規も形骸化していくのでしょう。

雪の日と言えば思い出します。

父を失って家計を助けようとしていた小学生の拙は、

100軒分の新聞を抱えて近所を走り回り、

指先をインクで真っ黒にしていました。

今でも、あのインクのニオイはあの配達の辛さを思い出させてくれます。

母親は「新聞配達をやめろ」と言っていましたが、

考えてみれば、あまり必要性はなかったように思われます。

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