エゲレスとは、こーゆーところてす。
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毎日車を運転していますが、 英国内の運転マナーもここ20年あまりで随分変化したなあ、と思います。 コトバとマナーとファッションは良いようにはならない、と言われていますが、 運転マナーも然りであります。 「道徳」や「マナー」という規範内で治まり切れなくなると、 最後の規範となるものがしゃしゃり出て来ます。 「法律」という最低の規範です。 交通法規も変わりましたが、 ないがしろにされている部分も結構多くあります。 昨年の暮れから警官と話す機会が増え、顔見知りになったので、 立ち話ついでに、この国の法の遵守の仕方や取締りについての疑問をぶつけたりしますと、 そのうち、警官も拙を避けるようになって来ました。 なぜなら、警察官が不勉強で答えられないからです。 「ラウンド・アバウトの直進は、方向指示器の出し方が変わったの?」 「いえ、変わっていませんよ」 日本ならロリータと言うんでしょうかね。同じ左側通行であります。ウィンカーの出し方と方向との関係に注目。この図では青の直進車は、ロータリーに入る前に右方向に指示を出していませんねぇ。う~む。でも、出るときに左指示しているから、まあいいか。赤の右折車はロータリ進入前に右、退出直前に左に指示。 「でも、右折でも、直進でも方向指示器を出さずに、ラウンド・アバウトに入るパトカーを何度か見ていますけど?」 「警官だって、付け忘れることがあるでしょう」 「いや、そういう話じゃない。ハイウェイ・コード(交通法規)に拠れば、ラウンド・アバウトに進入する際、直進車はまず右にウィンカーを出し、左路線から来る車両を牽制し、ラウンド・アバウトから直進路線に進入する以前に左にウインカーを出す、ってことでしょ。でも、誰もそんなルールを守っていないじゃないないですか。警察でさえも」 「本来は、そうするべきですが・・・(話がくどくて同じことの繰り返しなので、省略)」 「あのね、君らの不作為の言い訳を聞きたくないの。罰則規定はないのか。取り締まる工夫はないのか。と聞いているの。それが事故原因になることはあるよね。それもかなりの数だから、取り締まらない警察に保険金求償の負担が行ってもおかしかないんだよ。なんなら、交通オンブズマン(そんなもん存在せず。ぷぷっ)に連絡しようか」 このラウンド・アバウトは判断が難しいでしょうか?常に右から来る車両が優先しますので、この場合も青車が優先するわけです?
「でも、そこまで行くと、行政レベルになりやしませんか」 「んなことないでしょ。君らは遵守し、遵守させるのが仕事だろ。それは怠慢だよ」 「それは言いすぎでは・・・」 「そうかな。取り締まり機能がないと言うのなら、立法に問題があると、君らも主張できんじゃないの?」 「最近はキャンペーンの方に力を入れているので、いずれ仰ることも議題に上げておきましょう」 「そうね、この20年間の運転事情の変化は著しいもんね。君らもプライオリティを決めなくちゃね」 と、警官を逃がせてあげました。
ところで、表題のように、 本日は、そのキャンペーンのことだけを述べようと思っていたのですが、 かなり脱線してしまいました。 30マイルとは、時速46kmのことです。 このスピードであれば、対人事故でも80%が生き残れるそうです。 テレビでも昨年からこのキャンぺーンが続いています。 以下、結構生々しいです。 記事の真ん中辺にSimulationが2つ掲載されていますので、お試しあれ。 http://www.thinkroadsafety.gov.uk/campaigns/slowdown/slowdown.htm んで、下のURLから入るこのCMが結構怖いです。 http://www.youtube.com/watch?v=Cvja-PA5Egc 拙もホントは運転したくないんですけど、 英国の運転事情は日本よりまだマシだし、 上下とも昨年の6月の画像。子ども達の学校の近く。 乗馬をしているのは、娘の友人ルシンダちゃん。 なんと言っても、草原のドライブで幸せな気分になります。 一番いい季節まで、あと4ヶ月もある。うう。
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無題
ぐえ~、こんな迷路みたいな道は走りたくない。
交差点の途中で迷子になる。 やぶ先生
2つのラウンド・アバウトを作る理由がどこにあるのか、と悩んじゃいますよね。大体の場合は土地問題です。○をでっかくすりゃ、それで済む筈なんですがね。信号機ですと、費用がもっと掛かるし。
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