エゲレスとは、こーゆーところてす。
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シャラポヴァ選手の叫び声が着メロとしてダウンロードできるそうです。 http://www.thevoiceofreason.com/2005/06/MariaSharapovaScreamRingTone.htm 絶対にお勧めしません。 さて、 時節柄、スポーツの話題が増える。 週末はツールドフランスもあるけど、興味ないスポーツも結構あるなあ。 今日は素朴な疑問について。 テニス会場で観客のガヤガヤを沈める時に審判が使う言葉。 英語ではThank you. 一体何がありがたいのか? 「いつもきれいに使って頂いてありがとうございます」 立ちながら、ぼんやりと解放感を味わう中、 駅のトイレの張り紙を思い出す。 フランス語ではS'il vous plait 英語にすると if you please, if you likeでもいいだろうと思う。 「どうぞ、ご随意に」とも取れる。 「摘み出されたいか、静かにするか、どっちかにしやがれ」 とも聞こえる。 だから、 拙にはフランス語の意味が英語よりも強く感じる。 英仏という隣同士の国でも、 こんなに言葉の選び方が異なるということは、 それだけ言葉の持つメンタリティも異なるということだ。 では、日本語で両者に共通する表現は何? 「咳払い」か? 伊武雅刀の「痰壺小僧」を思い出した。 知らない人はCDでも買ってください。 7月8日(日)に札幌国際ハーフマラソンに参加するマーラですが、 前々日の6日に開かれる「札幌から世界へ」というタイトルのシンポジウムにも参加するようです。たぶん壮行会に参加するだけだと思いますが、意見を語らせたら、けっこう気の利いたことを話してくれると思います。機転も利くし、日英間、国際関係を良く分かっているし。 http://info.yomiuri.co.jp/event/04001/200705174057-1.htm マラソンは、インターネットでのライブ発信もあるようです。 http://www.stv.ne.jp/webcam/marathon2/index.html 8日の号砲は、午後1時32分。(なんだよ?32分って?) マーラのゼッケンは「52」です。 仕事部屋とテレビの置かれた居間との間には二部屋分の距離がある。 この季節は昼ごろからテレビがつけっ放しになる。 日本では春と夏の甲子園のころに同じことになる。 英国ではこの6月の終わりから7月にかけての2週間である。 遠くのテレビから聞こえて来るのは、 「アウ、アウ」という周期的な声、 その距離と周期のせいか、艶(なまめ)かしく感じられることもある。 しかし、歓声や拍手の音で艶声(えんせい)も途絶える。 選手たちがラケットで球を打つ度に息む声を発するようになったのは いつの頃からだっただろうか? 最近では男子選手でも声を出す。 女性で「声が大きすぎる」と言われたのは、 モニカ・セレシュ以来、何名か出て、今ではウィリアムス姉妹とシャラかな。 彼女たちの声には、遠くから聞いていても艶かしさは感じない。 今日のセンターコートではEar Defendersが無料で貸し出しされていたとか? いや、BBCが冗談でそんな場面を作っていました。 意外な例ではジミー・コナーズは結構喧しかった。 もちろん艶かしくない。 気合入ってんなあ、という感じだった。 室伏選手のような投擲の選手や、 重量挙げなら一瞬の力を搾り出すために 声を発することも効果的だそうだから、 テニスでもフォアハンドならそれも十分納得が行く。 両腕を使うバックハンドでも納得できる。 でも、ボレーで声が出るのは反則気味ではないか? 感情で相手を威圧しているようにも見える。 ああいうのは、いろいろな意味で不愉快だが、 個人の美的感覚や価値観の範囲のことなので、暴言でない限り、議論にならない。 「騒音」として処置したり、「声を出して打球してはならない」というルールは、 英国人なら作らないだろう。 「奇声に近くて、あまり愉快じゃないけど、議論する価値もないから・・・」 と大人の国の人々は言うだろう。 公共交通機関の中で、 携帯電話に必要以上の怒声を浴びせても誰も何も言わないしね。 でも、明らかに皆が不快に感じている。 その世界を遮断する方法は自らも携帯電話を使うことと、 ウォークマンなどで耳栓してしまうことしかないのだろう。 どちらも使わない拙は「喧騒の中の瞑想」を試みるしかない。 英国のコモンセンスにも歪みが来ているように思えるのは拙だけか? |
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