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エゲレスとは、こーゆーところてす。
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こういう書き方は得意。もともと、論文の出身だかんね。

若けー頃は文章が硬いと言われたものよ。特に理系のヒトたちにね。

で、やわらかいサラダのくだらない話。

肉をおいしく作るのは簡単ですが、

野菜はけっこう手間ですよね。

調理法は炒め、ナムルや和風の和え物、スティックサラダ、漬物、サラダってところでしょうか。

炒めは簡単ですね。あんなもん、料理のうちに入りません。でも、拙宅の炒めにはいくつか工夫がありまして、なぜだかおいしゅうござんす。調味料はすべて英国製でも、組み合わせでなんとかなるもんです。植物性(?)ラードで自家製「味覇」なんかを作ったりしてます。

和え物はあらかじめタレを作っておいて、茹でた野菜に絡めるという具合で、品物によっては日持ちするので長方、いえ重宝します。奥様、英国では出来合いのタレなどございませんのよ。主婦でも、主夫でも自分で拵えるんざます。おほほ。

スティックサラダには、ディップが付き物です。ディップはタラマサラタというタラコとクリームで作ったものがウマイんですが、これは脂肪の塊です。だいたいの場合はスーパーのもので間に合わせますが、一度、これを明太子で作ったら、止められないほどウマクて野菜を食べすぎた筈なのに胸焼けになりました。たぶん、脂と唐辛子のせいでしょう。ウマイけど最悪です。スティックサラダはやはり生食にしましょう、って皆さんには関係ないか。

漬物は食べ安く切った野菜に塩、出汁粉、酢、砂糖、しょうゆ、ゆず粉などを適宜まじぇるだけです。まじぇる調味料はウスターソース、やケチャピなどもうまく混ぜると、感動ものです。出汁粉は昆布茶でも可能です。作り方によってはフランス料理の前菜のようにも使えます。先日も、千切りにしたキャベツとにんじんをゆず粉、出汁粉、砂糖を隠し味程度で使い、醤油でもみ込んで、カタチを整えて枝豆を散らすと、食通の英人たちが唸っていました。ワインに合うそうです。

で、最後にサラダですが、これは生野菜を切って、ズドンと更に盛っただけです。最近はビニル袋から出して、それで出来上がりというんも多いです。でも、それは料理とは言いません。知人宅でそういうものを出されると、拙はとても不愉快になります。拙の前でそんなことをするのはメリケン人とエゲレス人だけです。もちろん、ロクなドレッシングもありません。拙は梅肉ドレッシングや胡麻ドレを作り置きしていますから、市販のバルサミコ酢以外は許せないのです。

こうやって書いて来て、思い出すのは、以上の野菜料理のすべてについて、英人のお客さんたちは作り方をたずねるのです。

「このサラダのレシピをおせーて」

サラダじゃねぇってのに・・・。

サラダの上に和え物や漬けもんを乗せると、見栄えもして、けっこう野菜食が進みます。料理はパフォーマンスでもあんのね。

ちなみに梅でもロンドン近郊なら入手は難しくありません。胡麻ドレなど、tahini(胡麻ペースト)という商品を使えば、日系スーパーなしで作れます。どうぞ、ご自分で考えてください。








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