エゲレスとは、こーゆーところてす。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 先日の記事で「イルカの里親」の話をしましたが、 これはイルカをプレゼントするようなものとも考えられるわけです。 ところが、実際にこういう動物を子供や愛する人たちにプレゼントをした時代がありました。象を飼った、虎を飼ったというのは貴族の趣味になった時代もあったわけですが、現在のようにRSPCAなどの権威的な動物保護団体が乱立する世の中では考えられないことかもしれませぬ。そのうちお話してもいいんですが、英国の動物愛護団体の権限の強さは尋常ではありませぬ。 さておき、ヴィクトリア時代には英国のメイフェアやセント・ジェームズという地域は世界の富の集積地だったことは何度か申し述べて来たとおりです。 今日はメイフェアの中の不思議な一角のお話です。 メイフェアというのは、東西をパークレーンとリージェントストリート、南北をピカデリーとオクスフォードストリートで囲んだごく狭い地域ですが、世界の富の集積地として世界で最も栄えた街と言えます。 その中に縦横して通る道筋は、例外の1本の道を除いて、基本的にその4つの大通りで完結しています。
上の矢印が拙もミンナも大好きな百貨店セルフリッジ、 下の矢印が注目の場所Brown Hart Garden
その例外の道とは百貨店セルフリッジの西側を南北に通るDuke Streetです。
地図上でも唯一Oxford Streetを縦断しているのが判ります。 Duke of YorkでもあったJames2世が即位した1685年に出来た故の命名ですが、つまらない話にするつもりはありません。話はこのDuke Streetの特殊性です。 行政域メイフェアの中心部グロヴナースクウェアから、オクスフォードストリートを縦断して、隣の行政域メリルボーンのマンチェスタースクウェアまで通る道です。 この道が2つの行政域を突き抜けているのは単にオリジナルが両地域よりも古いからという説もありますが、隠れた理由をたまたま見つけました。 グロヴナースクウェアのすぐ近くにBrown Hart Gardenというかなり立派な門構えの建築物があります。 ガーデンなのに中には入れないどころか、現在では変電所として使われています。 で、周囲を歩いてみると、高さ5m以上にもなる刑務所のような塀が続きます。どう考えても、中はテニスコート10面は取れそうな規模に思えます。 ある日、この近くを歩いてカメラにその変電所の威容を収めていると、 近所のご老体たち数人が「歌手のマドンナが近所なんだよ~」と言いながら、集まって来て教えてくれました。
おばばA「ここにはヴィクトリア時代にはインド象が飼われていたんだよ」 おじじA「そんで、毎日グロヴナースクウェアとマンチェスタースクウェアとの間を散歩させたのさ。ぎゃはは」 おばばB「そうそう、だからね、行政体がDuke Streetの管理を一本化するためにオクスフォードストリートの北側にもDuke Streetの名前が残ったんだよ」 ご老体たちはそう言うけど、ここが変電所になったのは1903年建築当初からのことで、それ以前の資料には「象が飼われていた」という記録は見当たりません。 まあ、いいけど。
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帰ってきました
でこぼこ道の続く(でも最近ずいぶんよくなったんだよ、とは現地の人談)パラオから無事戻ってまいりました。一年くらいなら住んでもいいかもって思うくらいきれいでしたよ。
うちのブログの常連さん、うるわしさんのブログで紹介されていたオックスファムのプレゼント、なかなかよさそうです。私も今年はこれにしようかなー。(http://www.oxfamunwrapped.com.au/) Re:帰ってきました
オクスファムのサイトの中に好きなものがあれば買ってもいいですけど、って、自分のことばかり考えてしまいます。
パラオの物資はハワイと同様で、全部米本土からの調達で、野菜が少ないでしょ。日本から生鮮野菜を送ったことが何度かあるです。
無題
英国の動物愛護団体の権限の強さ・・よくわかんないなあ。意味もなく殺されるキツネはいいの?
Re:無題
きつね狩りは2005年のシーズンから全面禁止されています。でも、これは最も長く議論の続いた話であって、その経過を述べるとご納得頂けるかもしれません。愛護協会よりも動物に対する姿勢についてをそのうち記事にしましょう。って、それは仕事のネタだったりして。要は動物の福利厚生という概念が英国では如何に発達しているか、ということであります。…食うけど。
無題
私、今犬貰ったら、確実に飼っちゃうよ。だって、マギーだけだと寂しいんだもん。
さーて、マギーをおしっこに出して、寝るか。 Re:無題
けーこさんの場合は貰いに行っちゃうんでしょ。でも、欲しい気持ちはたくさん…。
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なお生き残る在英中年。
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