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エゲレスとは、こーゆーところてす。
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「すきもの」と読んだアナタはややエッツィ?


日本では特に気にも留めなかったモノゴトが、

英国や海外に住むようになってから、

改めて気になったり、好きになったりしてしまうことがある。

先日、もうすぐ帰国する英国野球狂団のメンバーS氏は、

英国在約2年、齢20代半ばにして、含蓄のあることを口にされた。

「日本では食べたことも気にしたこともなかったことが、英国に住み始めてから試してみて、その良さが判るようになりました。そのことが判っただけでも英国に住んでよかった」

食に限って言えば、それらは即席麺、漬物、餡子菓子だったりするんだが、

確かに日本では、拙もまったく食べないもんね。

S氏も同様であったらしい。

で、聞いてみるとそういう人たちはけっこう多い。

英国に住んでから、明太子が好きになりましたとか、

カラスミの美味さが判るようになりました、とか。

因みにカラスミは和食以外でもお目に掛かることが可能だ。

まったく同じ製法なのに、世界地図から遠く離れた2箇所が発祥とされている。

もちろん、1箇所は日本で、もう1箇所は古代イスラエル。


もちろん、オリジナリティの背景は怪しい。


現代では、サルジニア料理やスペイン料理の方が知られているほどだし。


ユダヤ人にはコシュミールで用いられる、ユダヤ人から聞いた。


クリームチーズとカラスミをまじぇると美味いらしいが、


そんな贅沢は敵だ。


キリストさんが生まれる以前、イスラエルの海岸線は豊かな漁場だったんすね。


日本人とユダヤ人との関連がブームになった時期があったが、その作家は海外でカラスミを口にしたことで、その共通性を直感したとか?ホントか?


そんなことを知ると、ミステリーに満ちた日本と世界との関連を学びたくなり、


英人たちに自分達の歴史や社会や文化を伝えたくなり、


英国に英語を学びに来た人々が日本の文化に目覚めたりすることも少なくない。


拙が司馬遼太郎モノを読み始めたのも、


英国在住開始から
2年経ったころだったか。



で、何十冊も読んで楽しんでしまい、



「英人に和文化の深さを教えちゃる」



という気持ちはどこかに吹き飛んでいました。



言葉だけでは伝えきれない、と感じたんでしょうね。


英国に棲んでみて、日本のものがすべて新鮮に感じることもある、というお話でした。 


あー、タクアン食べたい。でも、臭うから拙宅ではご法度品。


たまにはクリックを!


 

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来るべき時に備えて、家にある本棚5箇所を整理した。

近くの補習校で行われる古本市に出品し、あるいは古本屋に売りに出し、

身軽になろうという魂胆である。

仕事柄、資料本が山のようにある。

本棚はすべて2段積みで、しかも隙間なく横積みもされている。

3年前、書斎を2階にすると底が抜けるだろうからと、

3つある居間のうちのひとつを書斎にした。

それでも本は家中に散らばった。

今は分けあって、散らばった本を回収し、家の外に出さなければならない。

モノ書きにとって書とは投資であり、生産であり、製品である。

それでも、できるだけ身軽にしなければならないいくつかの理由がある。

今回、特に気がついたことは、インターネットである。

例えば、「朝日キーワード」という毎年出版される書物。

過去のデータや認識が「書くもの」には重要だったりするので、

1980年からいつまでも保存していたのだが、

過去のものに今ではどんな価値が与えられるだろうか?

インターネットには市場が必要とする情報の60%は存在する。

そのうち、インターネット芳信者、狂信者が出てきたりして・・。

今日捨てたものを少しだけ上げよう。

立花隆の本20冊、司馬遼太郎数え切れず、手塚漫画50冊くらい、社会学関係書30冊?、ケルト民族関係、哲学書・・・

こんなに捨てると、「自殺するんですか」と聞かれそうだが、

「いえ、生きるためです」

と言うしかないな。

でも、拙にしか解読できない「これら資料群」ってのは捨ててないんだもんね。

拙の書いた本は捨てないでね。

 

 

10cm弱ってところでしょうか。

やや深い雪であります。

列車も平常運行されているようなので、

左)午後帰宅してから、雪だるま作りに励む息子。画像は鼻を拾っているところ。 右は学校が休みになって、暇を持て余し、午前中に拙宅の前で雪だるまを作り始めた近所の問題児たち。この後、さらに5名ほど集まって来ました。この雪のタワーはその後さらに高くされ、後ほど警察の手によって壊されました。アホや。

家人はそれぞれ8時までに出掛けて行きました。

ほんの4,5年前まで、英国の列車は寒くなるとポイント故障が起きて、

遅延は当たり前でした。

日本なら、カンテラでポイントを温める雪国の光景を目にしたことがありますが、

この怠け者の国では、プロフェッショナルで、職人気質の鉄道マンなど居る筈もありません。

はっきり言って、頭でっかちの素人集団です。(言い過ぎ)

しかし、そんな彼らも日本や欧州大陸の鉄道運行を横目に彼らなりの工夫はしているようです。

実際に、昨今のポイント故障は減少しています。

でも、ポイントが凍りつかないための技術的な説明をしているニュースを見たときは、

そのコストの掛け方に呆れました。

ポイントごとに温度センサーを置いて、

ヘリコプターで上空から凍結具合を察知するという内容でした。

そのセンサーの技術はもちろん日本の企業キーエンスであります。

凍結が進んだ箇所は、ポイントをガシャガシャと動かすようにトランシーバーで連絡するのだそうです。

英国のポイント操作は近年になってようやく、自動化が進みました。

でも、労働法がポイント操作職員を保護しているので、いまだに手動のところもあるそうです。

もちろん、オペレーションセンターの距離が異なるというだけで、

何もポイントまで歩いて行って、「よいしょ」と切り替えるわけではありません。

そうそう、英国の新聞印刷もまだ昔のままです。

80年代初頭に改良された日本の新聞のように、

あまり手の汚れないインクや印刷技術を使っている新聞社は数えるほどしかありません。

これも労働問題に関連しています。

印刷会社のオジサンたちがストライキを起こすんですが、労規はそれを認めているんですね。

機械化しちゃえば、それで終わりなのに、この国はいつまでも古いシステムを尊重します。

ま、そのうち印刷屋の就労者は居なくなるでしょうから、労規も形骸化していくのでしょう。

雪の日と言えば思い出します。

父を失って家計を助けようとしていた小学生の拙は、

100軒分の新聞を抱えて近所を走り回り、

指先をインクで真っ黒にしていました。

今でも、あのインクのニオイはあの配達の辛さを思い出させてくれます。

母親は「新聞配達をやめろ」と言っていましたが、

考えてみれば、あまり必要性はなかったように思われます。

 

毎日車を運転していますが、

英国内の運転マナーもここ20年あまりで随分変化したなあ、と思います。

コトバとマナーとファッションは良いようにはならない、と言われていますが、

運転マナーも然りであります。

「道徳」や「マナー」という規範内で治まり切れなくなると、

最後の規範となるものがしゃしゃり出て来ます。

「法律」という最低の規範です。

交通法規も変わりましたが、

ないがしろにされている部分も結構多くあります。

昨年の暮れから警官と話す機会が増え、顔見知りになったので、

立ち話ついでに、この国の法の遵守の仕方や取締りについての疑問をぶつけたりしますと、

そのうち、警官も拙を避けるようになって来ました。

なぜなら、警察官が不勉強で答えられないからです。

「ラウンド・アバウトの直進は、方向指示器の出し方が変わったの?」

「いえ、変わっていませんよ」

日本ならロリータと言うんでしょうかね。同じ左側通行であります。ウィンカーの出し方と方向との関係に注目。この図では青の直進車は、ロータリーに入る前に右方向に指示を出していませんねぇ。う~む。でも、出るときに左指示しているから、まあいいか。赤の右折車はロータリ進入前に右、退出直前に左に指示。

「でも、右折でも、直進でも方向指示器を出さずに、ラウンド・アバウトに入るパトカーを何度か見ていますけど?」

「警官だって、付け忘れることがあるでしょう」

「いや、そういう話じゃない。ハイウェイ・コード(交通法規)に拠れば、ラウンド・アバウトに進入する際、直進車はまず右にウィンカーを出し、左路線から来る車両を牽制し、ラウンド・アバウトから直進路線に進入する以前に左にウインカーを出す、ってことでしょ。でも、誰もそんなルールを守っていないじゃないないですか。警察でさえも」

「本来は、そうするべきですが・・・(話がくどくて同じことの繰り返しなので、省略)」

「あのね、君らの不作為の言い訳を聞きたくないの。罰則規定はないのか。取り締まる工夫はないのか。と聞いているの。それが事故原因になることはあるよね。それもかなりの数だから、取り締まらない警察に保険金求償の負担が行ってもおかしかないんだよ。なんなら、交通オンブズマン(そんなもん存在せず。ぷぷっ)に連絡しようか」

 このラウンド・アバウトは判断が難しいでしょうか?常に右から来る車両が優先しますので、この場合も青車が優先するわけです?

 

「でも、そこまで行くと、行政レベルになりやしませんか」

「んなことないでしょ。君らは遵守し、遵守させるのが仕事だろ。それは怠慢だよ」

「それは言いすぎでは・・・」

「そうかな。取り締まり機能がないと言うのなら、立法に問題があると、君らも主張できんじゃないの?」

「最近はキャンペーンの方に力を入れているので、いずれ仰ることも議題に上げておきましょう」

「そうね、この20年間の運転事情の変化は著しいもんね。君らもプライオリティを決めなくちゃね」

と、警官を逃がせてあげました。

 

ところで、表題のように、

本日は、そのキャンペーンのことだけを述べようと思っていたのですが、

かなり脱線してしまいました。

30マイルとは、時速46kmのことです。

このスピードであれば、対人事故でも80%が生き残れるそうです。

テレビでも昨年からこのキャンぺーンが続いています。

以下、結構生々しいです。

記事の真ん中辺にSimulationが2つ掲載されていますので、お試しあれ。

http://www.thinkroadsafety.gov.uk/campaigns/slowdown/slowdown.htm

んで、下のURLから入るこのCMが結構怖いです。

http://www.youtube.com/watch?v=Cvja-PA5Egc

拙もホントは運転したくないんですけど、

英国の運転事情は日本よりまだマシだし、

上下とも昨年の6月の画像。子ども達の学校の近く。

乗馬をしているのは、娘の友人ルシンダちゃん。

なんと言っても、草原のドライブで幸せな気分になります。

一番いい季節まで、あと4ヶ月もある。うう。

 

 

個人的にエンタメを楽しむ時間が増えた。

体調が良いので、少々飲酒をする。

仕事は以前にも増して忙しい。

持病が増えて体力的にきつい。

それでも、毎日1km泳ぐ。

料理に掛ける時間が長いかもしれない。

 

 

 

と、まあ、以上のようなわけでブログライフはあまり充実していなかった・・・

・・・かもしれません。

これからもどうなるかは、外的要因ゆえはっきりしません。

でも、マイペースで続けて行きます。

毎日の水泳もマイペースです。

でも、20分で終わっちゃうんですよね。

バタフライは60%の力で泳ぐクロールよりも速いかもしれません。

だって、全力でやらないと沈んでしまいますからね。

最近は出来るだけゆっくりとバタフライをやるようにしています。

水しぶきを立てないバタフライは不可能ではありません。

その代わり、静かに身体を持ち上げるだけの腕力やセンスを要するかもしれません。

全身運動ですから、腹筋と背筋とリズム感を駆使します。

ああ、股関節が痛てぇ。

いえ、これは持病ではありません。



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