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エゲレスとは、こーゆーところてす。
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本日から夏時間であります。

午前1時と2時との間がないので、1時間損した気分です。

その代わり、夕方は7時ごろまで明るくなります。


        日の出       日没

24日     5時56分    18時18分

25日     6時53分    19時19分 

と言っても、1時間ずれ込むだけですが、

これからいい季節が到来する筈ですが、

本日の最高気温は7度、横風の吹く体感温度は、冷蔵庫の中。

不意に動いたら、右太腿の筋肉を引っ張ってしまいました。

軽い肉離れ状態です。

これは年齢のせいではなくて、寒さのためです。(強調!)

それでも、厳寒の昨日は歩きました。

シティのモニュメントからチェルシーのブロンプトンまで、

延べ約5マイルですが、ある指標を探しながら彷徨ったので、

朝10時から5時まで歩いたのでありやす。

歩いている間は不思議に痛くなかったんですが、

翌日になると関節がジワジワと痛みます。

ある企画の調査でしたから、そのうち成果をお目に掛けることもあるかも。(有料で)


さて、本日は

車がないので、息子のサッカー観戦には参りませんで、

自分の野球をしに行こうと思っていますが、

果たしてプレーできるでせうか?


息子はチームメイトの父母が同乗させてくれます。

朝10時に集合ですが、夏時間の始まったばかりの今日ですから9時に等しいわけです。

ロンドンの夏は1時間分の眠気から始まります。



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子どもたちは本日からハーフタームという1週間の休みに入ります。

昨日はその前日であるだけに、

学校に行ってみると、いろいろな様子が伺えました。

まず、子ども達の通う学校は、1/4の生徒のために寄宿制度がありますので、

遠隔地に住む親元に向かうために寮母に付き添われて、

学校のロータリーでタクシーに乗り込む子どもたちの姿をたくさん見ました。

彼らはこれから、ロンドン・ガトウィック空港やロンドン・ヒースロー空港に向かうのです。

彼らの親は軍人、聖職者、外交官などの外務官や民間の海外在住者です。

拙宅の子ども達も来年の今頃にはこの景色の一部になるのだなあ、と感慨深く眺めておりました。

下校時刻になると、すぐに息子の姿が見えました。

そのすぐ隣には、以前ご紹介したミュージカル「アニー」の主役、ディジーです。

二人とも、赤い薔薇を持って楽しそうではありませんか。

「おお、ついに・・・」

車の中で拙は叫んでしまいました。

息子がトランクに荷物を押し込むと、ディジーが駆け寄って来て、なにやら楽しそうに話しています。

「そうか、そうか。あの家族と親戚になるかもしれないのだな」

とかなり飛躍した妄想を抑えつつ、

車に乗り込む息子に話しかけました。

「なんだ。1本だけかよ」

「うん。でも、クラスで貰ったのはディジーと僕だけ」

「ディジーは誰に貰ったんだ?」

「知らない」

「え?じゃ、お前は誰に貰ったんだ?」

「知らない」

そ、そうなんです。

どういう習慣が起源かは知らないのですが、

英国では組織の中に居る時は、

こうして知らないヒトから愛を告白されるのであります。

でもね、息子は誰がくれたか知っていると思います。

本当にディジーである可能性もありますが、

小ズルイ息子はなかなか本当のことを言いません。

帰宅してから、

こうして一輪挿しにするんですから・・・。

フラワーアレンジメントの先生、妙子・マーヴェリーさんの話では、

「嫌なヒトから貰っても花に罪はないし、花には怒りをぶつけられないから、とりあえず活けておくものよ」

とは言うものの、

嫌なヒトから貰ったら、持ち帰らないで捨てちゃいますよね。

それとも、花だと出来ませんかね?

すいません。

大量のチョコは苦手なので、渋谷や飯田橋の浮浪者にあげちゃったことがあります。

捨ててこそいませんが、ヒトに好かれる喜びを分かち合いました。・・かな?アハハ・・。

バレンタイン司教の話とか、メリーズチョコの話とか、

そんなものを聞き飽きた方々のためのお話でした。

バレンタイン・デーはハーフターム中はだもんね。

因みにこの時期、赤薔薇1本が5ポンド(約1250円)でありんす。

金持ちの子どもたちとは言え、けっこうなお値段です。

英語ではNew Years Resolutonと言います。

日本人は新年を迎えてから取り掛かるのが普通ですが、

英国では少し早めのクリスマスデイを超えた師走の暮れになります。

たぶん、食べ過ぎて「痩せよう」「運動しよう」と思うのでしょう。

暮れから、1月にかけてスポーツジムは新規参入者でごった返します。

プールサイドにまでスーツを着たまま入って来る人たちをこの一月あまりで何名見たことか。

もちろん、彼らは土足を備え付けのビニル袋に包んだ格好です。

とても滑稽であります。

このジムの統括マネージャのポールとよく話すのですが、

この時期は一年でも、もっとも新規契約が多く、彼らも受け入れにオオワラワだそうです。

そんなわけで、最近はプールもマシンも混んでいます。

マシンは200基ほどある大きなジムですが、

これだけヒトがたくさん居るとなかなか壮観であります。

プールは困ります。

SlowとFastとの2レーンがあるのですが、

初心者ほど自分の能力が判っていないので、Fastに紛れ込んできます。

拙は遠慮なく追い越します。

ぶつかった時のリスクは遅いヒトが被るべきです。

だって、その人のチョイスですから。

もちろん、たまに文句を訴えるヒトもいます。

「だって、遅いのはあんただろ。俺は追い越しのリスクを負っているんだ。あんたは追い越される危険のリスクを負えよ。ここはFastレーンなんだから」

こんな具合で、相手を見下しても大丈夫な理由はもうひとつあります。

能書きばかり垂れている連中は、「今年の抱負」を直に放棄するのです。

「あのプールで嫌な思いしたから、もう行かない」

と彼らは考えるのです。そして、本当に来なくなります。

それも、入会からひと月以内に。

止める理由を作ってあげる拙は親切ではないでしょうか?・・・か?

身体を鍛えるのは、拙の嫌がらせよりももっと辛いのです。

でも、その辛さに耐えるからこそ、得られる充実感もあるし、何よりも短時間でいい気分転換です。

あ、今日もゲイのヒトに声を掛けられました。

これも、なんか辛い。

ホントは気にしてないけど。

 

 

家人が天麩羅蕎麦を食べたいと言うので、

今晩は天麩羅各種と蕎麦にすることになった。

日本は間もなく年明けだけど、

グリニッジ標準時では9時間後になるため、

この時間までに海老天とイカ天の下拵えだけをした。

イカ天の下拵えは皮むきと丸まらないように包丁を入れるくらい。

海老天には背綿取りがある。

要はンコの詰まった海老の直腸取りだ。

ケトーの連中は海老を丸のまま茹でやがるので、

食べる時は生臭くてタマラン。と思った邦人方々も多い筈。

背綿を取らずに茹でると、海老のンコが茹で汁に溶け出すのだから、臭いのも当然。

先日、義弟の家でクリマスデナーをした日、

夕刻9時ごろのティー(軽い夕飯)に出された海老類はすべて臭かた。

これ以上臭いものを口にしたくないし、

あの「ジャリッ」とした食感を味わひたくないので、

茹でた車えびを手に取った日本人は、英人たちの目の前で甲羅を剥いた後、

海老の背中に軽くナイフを入れた。

背中から尾に掛けて長い黒い管が現れた。

それをナイフでこそげ出すと、

隣に座っていたクライブの奥さんリサが「なにそれ?」と尋ねる。

何かの詰まった腸であることを知るや、リサとその家族は拙に準じた。

でも、皆上手くできないので、そのうち諦めて、そのまま食べていたり、背中だけを残していた。

残すのは勿体ねーなぁ。

「日本では普通にすることなの?」と、リサが尋ねるので、

「茹でる前にやれば簡単に取れるし、海老も茹で汁も臭くならないし、味も損なわれないよ。でも、けっこう大変な作業だよね」

日本人の食文化に対する奥深さは少しは感じただろうか。 ・・・な?

 

今日、揚げる前の生海老の背綿取り作業中に考えたことは、

海老によっては腸の中に何も詰まっていないことがあるので、

捕獲された途端に環境の変化について行けず、何も食べられなくなった海老もいるのではないか、ということ。冷凍もののブラックタイガーの中には、5匹に1匹ほどキレイな腸の海老が混じっていて、身のしまりが良いような気がする。 クロムウェルに処刑された英国王チャールズ一世はセント・ジェームスズ宮殿で過ごした最後の3日間は豪勢な料理を出させたが、一口も食べずにテーブルの上を長剣でメチャクチャに叩いたそうだ。英国王室史上、最も悲運の王となってしまった自らの人生を呪ったことだろう。

今、ちょうどサダムフセインの処刑報道の続報がラジオから聞こえて来た。

本日の各紙は一面に「サダムの死に顔」を画像に使った。

彼に恨みを持った人々の多くは、その死を見届けるべく、新聞を眺めたかもしれない。

しかし、聞こえてくるのは各紙への批判報道である。

拙も各紙を批判したい。

尊厳もへったくれもないのである。

そこには、サダムにはもちろん、サダムの支持者や家族に対する配慮がない。

法に則った極刑であっても、その範囲内で出来るだけ配慮を施すべきだと思うが、これではまるで暴力を正当化するようにも見える。もちろん、いろいろな意見があっても良いが、サダムの死で皆が終わらせたいものが、これで本当に終わるのだろうか、と暗澹たる気分になる。サダムの死は確執の再確認にしかならないのではないか。もちろん、拙はどちらにも味方しない。どちらも正しくないからだ。

今晩はより良き来年を願って、海老は美しい天ぷらに身づくろいさせて、美味しい天汁で頂くことで昇天してもらおう。本来は蕎麦の上に乗るものであるが、やはり楽しみは海老天である。

尊んでも、尊ばなくても、生命を維持するために他の生命を犠牲にしないと生きて行けないということで、倫理観は錯綜する。でも、その死に臨む時は、せめて尊びたいよなあ。

では、2007年が皆様にとって良いお年であることを願っております。

 

 

歳時記としてお伝えするクリスマスというだけでは、

毎年書くことが同じになってしまいそうですが、

実は少しずつ小さな発見があったりします。

スタンダードのクリスマスを知りたい方は、

旧ブログ「英国と暮らーす」(改訂版)2005年版をご覧下さい。

ただ、スタンダードと言っても、

拙宅の場合でも、日本に居る拙方の家族は一切参加しないので、やはり変則かもしれません。

本日紹介するクリスマスとは、移民家庭、片親家庭、離婚家庭などなどによって事情は様々である、ということでもありまする。

娘のボーイフレンド母子、妻の叔母親子はそれぞれが25日を二人で過ごしたそうです。

親子2名と言えども、絆のある家族はある程度そうやって一緒に過ごすほどクリスマスとはプライベートなものです。その絆の問題なのかどうかは判りませんが、24日のイヴからクリスマスに掛けて、普段の週末以上に暴れる連中もいるようです。以下は、25日の朝9時半、バプテスト教会の礼拝に向かう途中で見かけた惨憺たる光景であります。 犯行者は防犯カメラで捕らえられていて、約20名中8名は特定されているそうです。そのうちの数名が拙宅近隣に住んでいる15,6歳のアフォーどもであります。彼らの親たちは子供を制御することも出来ないアフォーであることは普段のコミュニ亭の付き合いからもよく判っていますが、放任と無責任との区別がつかない典型的なドアフォーであります。

 画像の状態が1キロ四方に渡るのですが、もはや全体を示すには航空写真しかありえないでしょう。

 クリスマスデナーの後の散歩で、こうして牧歌的な景色に触れることもあります。羊が散らばっている様子は破壊されたショッピングカートの散乱よりもいくらかマシであります。

 

 

 本来、妻はメソディスト教会の信徒ですが、今年は教義の似ているバプテスト教会に行きたいと言うので、家族で向かいました。10時からの礼拝なのに、9時半で既に人が溢れていました。帰りに、メソディスト教会の前を通りましたが、駐車場はガラガラでした。教会経営も宗派によって信徒の集まりに影響があるようです。

 教会の後は義弟宅に参りました。

左;アーモンドチップの乗ったバナナと桃のトライフル。食べ損ねました。 右;ラズベリーとイチゴのメレンゲ。これも旨いんでしょうが、拙はメインだけで満腹であります。

 

左;クリスマス・プディングをフランベしているところ。正面の青年はバーミンガムシティのストライカー、オリバー・アレン20歳。彼もウィキペディアに出ています。応援宜しく。 右;デナーの前に、義弟宅から「エンジェル」と言われるカタチをした切り株まで散歩しました。軟弱な地質の畑を突き抜けるわけにもいかないので、>のように舗装された農道を歩いて片道15分。ヨークシャーテリアのンコ散歩になりました。

七面鳥がメインの食事、デザート、に続いてプレゼント交換であります。

拙が貰ったものは、サイズMの小さ過ぎる運転用手袋、使い難い保温用手袋、東京の地図をモチーフにしたハンカチ、時計つきペン立て、Mulled Wineセット、Water Proofの腕時計、香水CK1、マフラー、15cmx50cmの黒い皿、図書券、セーター、皮のスリッパ(内履き)。

それにしても、なんでサイズを間違えるかなぁ?拙は英人の平均よりも大きいんすよ。要らないものと、必要だけど仕様が異なるものと、交換しなければ使えないものがあるので、こういう作業がとても面倒に思えます。こういうこともプレゼントが嫌いであるひとつの理由なのであります。 明日は交換のために百貨店に行くことになるでしょう。拙は買い物が大嫌いであります。

子ども達の貰ったプレゼント見ると、1GBのSDカードだったり、アイポッドのダウンロード権であったり、ゲームソフトであったりと、なかなか時代を反映しております。  

 3時ごろに始まった食後、既に冬至の空は真っ暗であります。貰ったばかりのゲームソフト、「スポーツクイズ」を楽しむ6家族のうちの3家族。クイズネタは英国のスポーツが中心で、殆どがサッカー。拙も何度か参加しましたが、正解率は最下位でした。野球の問題が出ると皆拙の方を向いて正解を聞くんで、つい答えてしまうと皆同じ得点になってしまいます。ひときわデカイおっさんがトテナム・ホットスパー2軍の監督クライブ・アレンであります。26日の試合は2対1でトテナムの勝ちでありました。良がぁった。

クリスマスが盆と正月のような祭典であることは、こうして現地化してみないと、なかなか実感できないものであります。文献や資料や記事だけでは伝わらないものであることも実感しております。そして、在英3年目からウンザリする邦人や国際婚組が多いことを付け加えておきませう。  



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