エゲレスとは、こーゆーところてす。
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拙のブログネタのことではありません。 ネタはいくらでも転がっていますし、 筆の速さもプロ並みです。 あ、プロでした。 ただ、ブログは自由に、気楽に使いたいので、この程度で勘弁してください。 エネルギーは本職に使いたいのであります。
で、英国のサッカー事情の末端をご紹介。 実は、息子は岐路に立たされています。 その見極めとなったのが、監督ポールとのやり取りの後のこと。 試合後に励まされ、いろいろ話をして親元に戻って来た息子から聞いたのは、 「もうポールから学ぶことがない」 ああ、もうそういうところまで達したか。 「最初の1年間はいろいろ教わったという気がするけど、今シーズンは前シーズンの繰り返しだ。そして、タクティクスやチームワークにも問題がある。どんな工夫をしても、このチームの限界を感じる」 4部リーグでは優勝できたチームも3部リーグに昇格するといろいろな障害に阻まれています。 13歳という体力差の出やすい時期ですから、 成長が早く、体格の良い選手を入れれば、 サッカー自体は上手くなくても、 スピードを使った勝ちパターンをいくつか持っていれば、 それだけで勝てるのです。 ポールもそのことがわかっている筈なのに、充分な戦略を準備しようとしません。 さらに、親同士の間でも意見が食い違ってきています。 親たちの中にはクリスタルパレスなどの元プロ選手、公認審判員、セミプロなどがひしめいています。 サッカー未経験者は拙だけであります。 でも、拙の述べる意見や理論は正しいと、皆が納得してくれるので、 野球やバスケの経験も意外に役立っています。 指導する立場としては、いろいろなバリエーションの中から、このチームに適したものを選ぶということであるべきですが、それはある意味で、選択肢を狭めているのは息子達の小柄な体格ゆえかも、という気がしないでもありません。 左MFの息子は日頃からボールが来なくて、不満を感じています。 左にボールを運べる選手がいないんです。 ならば、いっそのこと左を捨ててしまうのは? 右利きである息子のポジションを変えて、攻守のバリエーションを増やせば? スルーパスや田舎速攻だけで得点しちゃうチームはたくさんいます。 「今期はこのチームに残留する」という息子とどうやったら強くなれるか、ということを考えています。 息子の口から「もうカントクから学ぶことがない」と聞くのは、 実は、これで3回目であります。 3人の指導者とも1年持ちませんでした。 皆、長い選手経験を持ちながら、13歳の子どもに1年指導するだけでネタ切れになってしまうのですね。 だから、上手な選手はどんどん移籍して、良い指導を受けて行くのです。 今期はもうちょっと早くに気付いていれば、良かった。 プレミアでやれる実力なのに、この不完全燃焼は辛い。 とやや後悔気味であります。
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21日の日曜は息子のサッカーの試合がないと聞いていたので、 もうすぐ東京に赴任する英人の友人夫婦を招待しました。 ところが、息子のサッカーが行われることになったのは、先週の月曜日のこと。 もう呼んじゃったから、招くしかありません。 息子の送迎はチームメイトに頼みましたが、 一番弱いと思っていたチームに7対3で負け。 前回の戦力よりも脚の速い選手を2名補強したそうです。 やはり、息子チームはディフェンダーに問題あるなあ。 試合では左MFの息子のところまで球が飛んで来ないんだそうです。 おまけに新戦力のアダムが大怪我。 悲しいことは以上ですが、 楽しかったことは、東京に行く友人家族との団欒でありました。 食事が旨く出来たであります。 前菜に出した味噌味チャーシュー。味噌と醤油をベースにしたタレに一晩漬けてからオーブン焼き。薄切りにしたものを舌に乗せると、脂と味噌が溶けて・・・。 これまた前菜。スモークサーモンの刺身ですと、英人には抵抗が少ないようです。他は卵とキウリの海苔巻き。どぎつい色したトリークル(カップケーキ)は息子が作ったもので、小さな子ども用のデザートです。 この他にもメインディッシュがありましたが、 英式はどう撮っても旨そうに見えませんので割愛。
暖かいが雨の続く英国、地面がなかなか乾かないのは冬のヨーロッパの特徴であるが、こう間断なく降る雨のお陰で木製のドアやドア枠は膨らみ、安普請の我が家は少々絞まりが悪い。 雨が続くと息子の身体の締まりも悪くなる。 今日から学校が始まるが、これまでの3週間に及ぶ冬休みの間、奴は何も運動らしいことをしていない。昨年のサッカー最終戦では、コーナーキックの際に泥濘に足を取られ、太腿付け根の靭帯を伸ばしてしまい、開始後15分でオフとなった。安静にすることしか出来ないので、ストレッチもままならない。debの道まっしぐらである。と言っても、我が家の食生活なら太らない。問題は脂と甘いものを大量に口に詰め込むクリスマス期間であったが、少食が幸いして思ったほど体重は増えなかったようだ。 昨日は3週間ぶりの練習が行われた。雨で試合が順延となった代わりに練習になったわけだが、これがまた雨中の泥濘の中で行われた。2時間あまりの練習で15名の13歳児と5名の大人は顔まで泥だらけである。思えば、拙が野球でもなく、ラグビーでもない、バスケを選んだのは「泥だらけになるのが嫌だったから」ということを思い出した。 洗濯にも手間が掛る。日本家屋とは違って、風呂場で汚れ物を洗うことなど出来ない構造だから尚更である。泥んこは寒い戸外で水で落とすか、台所の狭いシンクを使うことになる。まさにクソミソである。でも、間違えたことはない。石灰質と粘土質の混合土は英国南部の特徴で、固まると黒砂糖のように不細工な固まりになるが、濡れるとくっついてしまう。トラッキングシューズやゴム長のグリップの間にびっちり入ってしまうので、滑り止めになるのはやはりスパイクブーツしかない。だから、サッカーブーツ、ラグビーブーツ、ゴルフシューズなど靴裏に鋲の打ってある靴でプレイするわけだ。スパイクブーツの発祥はドイツだという話を聞いたことがあるが、確認する気力はない。あれば、本職に使う。 練習を終えて、息子たちと大人たちは存外さっぱりした朗らかな表情をしていた。クリスマス明けの運動はとてもリフレッシュしたようだ。 拙はどうしたか、って? もちろん、泥だらけになるのが嫌だし、走ると慢性化した膝痛がひどくなると言い訳しておきませう。その日も既に1kスイミング後だったしね。そのうち200mは蝶々揚。あれは疲れます。プールが混んでいるときにこれをやると、「ヘタピ」な皆さんはSlow Laneにそそくさと移動してくれる。クロールの方が速いけど、やはりバタフライはそこのけ感が強いのだろうか。それでも、遅いクセに移動しない奴は係員に「やれ!」と言う。 ・・・話が脱線。 息子の練習が終えるのを待つ間、黒人選手ティムの母親と話すと、あっけらかんとした顔で言われた。 「私たち2ヶ月前から別居しているの」 息子のサッカーに関わるだけで、英国の様々な姿に触れる。でも、この話はちゃんとしたデータを揃えて述べるととても長くなるので、また後日。・・・かもよ。
ブログ友、ウニさんから頂戴したモモヒキを履いてみて、サイズや造作の日英差に気付きました。 英国では、ズボンを買うときに困ります。ウエストに合わせて選ぶと、オケツの布地がたっぷり余り、太腿も余り気味になるので、とても不恰好であります。でも、仕立て直すのも面倒なのでそのまま履いています。 昨年の冬はあまりの寒さにスキーショップでモモヒキを購入しましたが、どうやら拙は国際レベルで脚の筋肉がついているらしいということが判りました。脚の太さに合わせると、ウエストの布地がべろんと余るのであります。 そんなわけで、バカ丸出しのお題であります。いっそのことバトンにしますか? 身長;約180cm(計器による変動差あり) 40歳検診で2cmも低くなって少々ショックだったのであります。 体重;80㌔~85㌔(夏冬差あり) 日本では必ずコレだけの差がでました。 胸囲;116cm 夏冬関係なくこれであります。Tシャツでは胸のポチポチが恥かしいのであります。いっそ、バンドエイドでも貼ろうかしらん 胸筋はピクピク動かせるのであります。 ウエスト;85cm~88cm(夏冬差あり) 食前食後差もあります。 ヒップ;95cm ピチっと水着は英国の12歳児用で充分であります。 股下;85cm でも、85cm長の裾丈にすると引きずってしまうのであります。 脚;2本 足;29cmくらい 英国のサイズでは10 腕の広幅;約2m 両腕がひょろろいと長いのであります。 顔;でかい 先祖は弥生系、モンゴル系、ツングース系、ロシア系の混合と思われるのであります。純粋な秋田種でありますが、犬種ではありません。美形ではありません。強面の方が近い。 態度;不遜 上腕周最大;38cm 日本の背広は腕が入りません。 太腿周最大;60cm 日本のウエストサイズに合わせると腿は入っていきませぬ。 脹脛周最大;46cm 拙の脹脛と腿は完全に筋肉であります。低脂肪の肉厚ですので、死後はどうぞ食料に、とブラックな表現をしたくなるのであります。
で、この身体のサイズゆえ、日本では常に既製服に困っていました。 しかし、英国ではやや大きめながら、快適な普通サイズであります。 英国にも良いところがあるのでした。
パブリックスクールには16(17)歳時、 つまりLower 6の学年(高2程度)に他校から編入してくる生徒がいる。 その生徒には編入試験が課される。 在学校ではいろいろな意味で満足できなかった生徒達が進学に有利な他校を受験し、進学環境を良くするための制度なので、学校側も少数しか入学させない代わりに合格者の授業料は減免される。 その試験は在校生にも少しだけチャンスが与えられる、というわけで、表題のとおり拙娘はその恩恵を被ることになった。 娘が今まで特待生でも奨学生でもなかった理由は2学年目からの転校であったため。 転校試験から現在まで、いくつかの科目で飛びぬけた成績を取っていたけれど、 総合力では親友のメガンにはなぜか叶わない状態が続いていた。 メガンが一番、拙娘が2番、3児のオヤジはメガンのとーちゃんである。 そう、メガンの妹たちも4学年、1学年と続き、彼女らすべてが特待生であり、授業料など払ったことのない家族だ。彼らは貧乏教師夫婦で、拙宅とは家族付き合い。上には上がいるということを言いたいだけなのだが、娘も及ばずながら、奨学生になった。 息子は特待生なので、「なーんだ。まだまだだねぇ」などと憎らしいことを言う。 当時の息子の結果も期待していなかったので、少々意外だった。今回の娘の受けた試験は息子の受けた入試よりも、ある意味でより困難であるとも言えるから、本当は比べるべきものではない。 「でも、この前の父兄会で、今学期の成績下がって叱られてたじゃん」と娘も切り返す。 叱ったのは拙である。 「勉強は蓄積だから、サボった分だけ後で取り返すのが大変になる。今学期なぜ自分がそうなったかをよく考えろ。落ちついて瞑想しろ。お前の集中力はいつも迷走中だ。だからトイレも汚すのだ」 娘は困難な試験で快挙を成し遂げたので、今学期の成績が悪くても叱る対象にはならない。 まあ、悪い筈は無いだろうけど。 で、送られてきた書類を全部眺めてみると、 奨学生になるための条件が添付されていた。 大学受験資格に必要な科目が指定されていた。 その一つが英語、つまり英国人の国語。 進学状況は学校にとって、ここ英国でも重要な指標になるんだろう。 娘は11歳の頃に、15歳以上の理解力があると診断されたことがある。 たぶん、もっと上の年齢と比較すれば、さらにそれ以上と言われたかもしれない。 それなら、そろそろナオキ賞かアクタガワ賞でも取るような作品を書いてもらいたいものだ。 ともあれ、今日は娘の勉強の成果が出たのでめでたい日だ。 何か乾杯するものはないか? ああ、まだ仕事が・・。 |
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なお生き残る在英中年。
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