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エゲレスとは、こーゆーところてす。
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少し日を遡りますが、

 

マーラのレースを観戦した後、もはや英国野球狂団の練習に参加するには遅くなってしまった日曜日、あまり行きたくないと思っていた息子のサッカーの試合を観戦してきました。

 

行きたくなかった理由は、相手のチームTHは上位3位以内に入っている強豪で、どうせ負けるし、ロンドンの中心近くになると運転が難しいから。途中の街全体が大きなラウンド・アバウトになっていたりするんで、行きと帰りでは道が異なるなんてことは普通で、カーナビなど標準仕様でもないので、けっこう面倒なんす。公共交通機関はてんでダメですしね。

 

で、行ってみると、ストライカーのジャクソンが病欠とのこと。これで今日のダブルヘッダーは確実にダメかな、という気分でした。試合が始まってみると、息子が中心になったフォーメーションでアテンプトが10回以上、「これはいけるかもしれない」と思ったのは第一試合だけ。それも後半でアンラッキーなゴールを食らって敗戦。

 

結果は1020で連敗。第一試合は負けた気がしませんでした。しかし、第二試合は自分たち自身に負けたような試合で、しかも敵方に弱点ばかりを付け込まれて防戦一方でした。結局このチームはこの1年間、同じ課題を改善できないままここまで来てしまいました。

 

敵方ラインズマンの目に余る不当なオフサイド判定、THの得意とする見えないファウルなどの卑怯なプレーを見逃し、最終タッチの判断を平気で間違えるダメ審判で、息子チームは徐々に戦意喪失。そう言えば、なぜ2試合とも同じ審判がやるんだ?? もちろん、外的要因を敗戦理由にするつもりはないけど、明らかに第一試合から何かがおかしかったんす。

 

息子のチームは12歳から13歳で身長は165cmから150cmくらい。ところが敵チームは180cmから150cmくらい。しかも、骨格の出来上がった白人以外の「子供」が多い。つまり、13歳にして既に成人しているような体躯。息子にディフェンスのマークが集まってからは完全に当たり負けしていました。掛け声を聞いても英語らしく聞こえないし・・・。

 

日ごろからソーシャルオフィサーを生業としているクレメンツの話では、

 

「観戦しているTHの親は少ないよね。4名だけだ。あの子供たちには親がいないんだ。チームTHのあの監督は何人かの異国の子供たちの面倒を見ていることはよく知られているよね。彼は里親として、これまでに何人かのプロ選手を育てている。彼は親なしのアサイラムシーカーの里親になる際に、預かる子供たちの年齢を下げて申告しているんだよ。見てご覧、あの17番は背は165cmくらいだけど、あの胸や腕の作りはもう大人でしょ。たぶん、16歳以上だと思うけど、避難元の国にも彼の出生書類はないから、国から保護を受けられる年齢を見当にして適当に申告しているんだよ。何にも証拠がないしね。英国政府はこの状況に困っているんだけど・・・」

 

そう言うクレメンツも10歳の頃、家族と一緒に内戦のナイジェリアから亡命してきたのです。まあ、拙も外国人ですから、それぞれの国と個人の事情は尊重してやりたいと思いますが、そこまでして強いチーム作りたいか、TH監督。

 

その割には強くないけどな。

 

あ、負け惜しみ? 本当に悔しいっす。

 

 

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