エゲレスとは、こーゆーところてす。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 両チーム85点の同点決勝で迎えたファイナルラウンド。 司会者 「電話の発明者、グラハム・ベルが今でも生きていたら何歳になっているでしょうか? 年齢の近い方を正解とします」 スティーブ 「110歳」 アンドリュー 「112歳」 決勝問題で我がチーム代表、スティーブは苦悶の表情で回答しました。 スティーブとアンドリューの二人は発明時期を意識しての回答であって、ベルの誕生年までは考えていないことが判ります。 発明が1880年ごろだから、その頃を30歳としたら160歳くらいではないかな、と拙は考えたのですが、もはやステージに出ている彼に示唆する手立てはありません。 正解は本当に160歳で、クイズ・ナイトの勝利はアンドリューの率いるチーム、The Super subsに持っていかれました。 以上、いきなり何の話かと思われたでしょうが、 娘の学年15歳から18歳までの選抜された女生徒たちがイングランドのラクロス代表としてニュージーランド遠征に行くための資金集めイヴェントとして開催されたクイズ・ナイトであります。因みに娘の運動能力はuseless。妻と拙はただクイズに出たいから出ただけです。 1チーム8人で、「一般知識」「英国の周囲」「ミュージック」などいろいろなジャンルから10の質問にチームで回答していきます。優勝チームにはワイン8本が贈られるだけですが、拙自身もかなり盛り上げって来ました。 で、会場を見渡すと、やはり白人ばかり。
PR 毎週金曜日の放課後、息子には学校のスポーツの練習があります。 日本の部活動とは異なりますが、学年単位で学校代表チームが構成され、毎週土曜日にはリーグ戦が行われるのです。 年初から春休み(イースター)に掛けての3ヶ月間はホッケーが行われます。 30年ほど前までは天然芝の上で行われた競技ですが、昨今ではアストロ・ターフと呼ばれる人工芝の上で行われます。 ゴールキーパーを含む11人制で、ポジションはサッカーと同じですが、左面のみで打つホッケースティックを使います。球は鋳物で、かなり硬いのですが、滅多に割れないようです。 この記事は息子の練習風景を眺めながら書いているのですが、英国のスポーツ事情として、いくつか気付いたことがあります。
今日は息子の練習を見に行く前に近くの街で用を足していると、息子の同級生達とすれ違って挨拶してくれました。 息子たちは既に練習中にも拘らず、こうして帰宅途中の子ども達もいるのです。 通常、パブリックスクールでは選手は選抜され、Aチーム、Bチームと強い順に振り分けられます。男子校の場合はそのチーム数が10以上に及ぶこともありますが、息子の共学校では選手数が少ないので、2,3チームが限度です。 さきほど街で出くわした息子の同級生は選抜されなかったばかりか、本人もスポーツに興味のない少年です。以前、彼のお父さんと話したときは、「他のスポーツはダメでも夏のクリケットであれば、やる気のでるチャンスと思ったんだが…」とのことで、いつしか彼はどのスポーツの練習にも参加しなくなりました。選抜されることはなかったのですから、やる気の出ないのは当然かもしれません。彼がスポーツをするのは、いやいやながらプレーする課内授業だけになります。 でも、最初はやる気があった筈なのになんだか残念です。やる気がなければ、続かないわけで、うまくなることはおろか楽しみ方も知らないで、彼は一生競技から去ることになりそうです。 生徒の能力が未知数の間はAチームとBチームとを行ったり来たり、ということもありますが、そのうちメンバーは固定されます。 そうすると、Aチームの選手とBチームの選手とでは考え方に違いが出て来ます。Aチームでプレーすることは学校代表としてのステータスが確立するので、ちょっといい気になった子ども達がたくさん居ます。Bチームの方は様々な価値観でプレーするようになります。勝つことではなく、プレー自体が楽しいから。いつかAに補欠として参加できる。 でも、決して聞かないのが、「もっとうまくなって、Aでプレーする」という姿勢。Bチームに甘んじて、それ以上は望まない子どもたちばかりなのです。裕福な彼らには逃げ道となる選択肢がたくさんあるということも背景にあります。楽をして、うまく成功することを自慢する英国人が多いのは、こういう理論構造ゆえかもしれません。努力は馬鹿がするもので、賢人は楽して成功する方法を見つける。 一方、我々の時代、我々の国を振り返ってみると、なんだか納得し難い考え方です。例えば、甲子園出場校のように日本全国から優秀な選手が集まってきても、試合に出られるのは、200人中20名です。それでも、その他の180名は必死で上手くなろうと最後の甲子園まで望みを捨てないわけです。それって、日本では普通ですよね。報われないかもしれないけど、全力を尽くさずに終わったら後悔する、という考え方でしょうか。こういう精神的な背景があるから高校野球は面白いんですが…。努力を尊ぶ人間から見れば、楽してうまくやっちゃった人間の行為には尊さを感じないわけです。殆どの人間が日本では努力をするわけですから。そうでもない?いえ、拙自身は「努力」という言葉自体が嫌いです。 今日もこうして練習を見ていても、確かに皆まじめに取り組んでいるんだけど、積極的に上手くなろうと工夫や努力している子どもは見受けられないのです。満ち足りた生活をしてきた子どもたちだから貪欲さに欠けるのでしょうか?それとも、「僕には他に全力を尽くすべきものがある」とでも思っているのかもしれません。数打ちゃ当たるんでしょうか。 そう言えば、最近の息子のサッカーでも「諦め現象」が見え始めています。皆、プロを目指す子供たちですが、新リーグに昇格してからの見事な負けっぷりで、自分のサッカーに疑問を持ち始めているのです。彼らは息子とチームメイトですが、通う学校は異なります。息子の学校には可能性を導くたくさんのレールが敷かれていますが、普通の学校に通う彼らからサッカーを取り上げたら、たぶん何も残りません。そこから新しい人生設計をしなくてはならないでしょう。 誰もが経験するこの見極めの時期。いずれ、息子にも来ることでしょう。そして、彼もどこかのレールを選ぶことになるのです。それがサッカー選手へのレールになる可能性もまだ残っているわけですが、ラグビー、ホッケー、クリケットというパブリック・スクールのスポーツもけっこう行けている、と思うのは親バカでしょうか。ええ、バカです。ヒトに言われたくないけど。 英国の大手スーパーではガソリンスタンドを併設しています。 こういうところでガソリンを買えば、ポイントを加算できるので、有名なガソリン会社のスタンドよりも良いかな、と消費者なら考えるわけです。 3日前、拙宅の近所のスーパー・テスコでガソリンを40リッター購入しました。 あの事故に遭って以来、やっとテスコのガススタンドが戻ってきてくれた、と少し喜び、 且つ、暫く閉鎖したりしなきゃ、他のスタンドで車を凹ますこともなかったろうに、と忌々しく…。 で、本日までの3日間、何事もなく車は走っているわけですが、 本日の英国のトップニュースを見て、やや唖然。 「テスコとスーパー・モリソンで販売しているガソリンでエンストする事態が多発」 個人的に迷惑を掛けられたと、逆恨みしていたのに、ホントにチョンボしやがりました。 既に被害に逢っているのは1000台以上に及び、修理には最低で1000ポンド(24万円)掛かるそうです。 対象地域は南イングランド、ってウチもそうじゃん。 原因は汚染されたガソリンが排気センサーを破壊し、エンジンが緊急設定に変わってしまう、ということらしいですが、何のこっちゃか、よく判りません。ま、汚れたガソリンであることが問題であるようです。 昼までの報道で、ケンブリッジシャー、ケント、南エセックス、そしてミルトーンキーンズという地域での抜き取り検査が開始され、結果は明日判るそうです。 サプライヤーの石油会社は拙宅からもそう遠くはないグリニッジにあるGreenergyという環境意識をアピールする会社。この事態にどう対処するか。壊れた1000台以上の修理費を全部持つのかなぁ。それとも、「車は環境に悪いので破壊しました」と居直るとか?まあ、そんなことは起こらないだらう。
今日、主夫は買い物をしたので、店員に聞いてみると、 「ウチは問題の起こったスタンドとはサプライヤーが違うので、大丈夫だと思います」 「お、思いますって、その自信はどこから?」 ウチの車、まだ事故修理の順番待ちなのに、これで動かなくなったら悲惨。 マーラの記事が掲載されています。日本語です。 http://www.vaam.jp/sports/knowledge/topmessage/25/index.jsp もう、ここまで有名になってくると、ここで紹介することもないかなぁ、と。
ここまで言えば、拙が日本に居てもテレビドラマをほとんど見ない理由は、お分かりになるでしょう、か?ストーリーもさることながら、演技がねえ…。阿部ピロシみたいにパソナリティを使いこなして、面白けりゃいいですが、本当に職業が俳優?と面と向かって言いそうになった人物も何名か。面白くないし、うまくもないのになぜか人気がある「どころじゃうじ現象」を唱えていた元劇団員の友人O君。彼の話をしませう。 O君は初版「金八先生」の第一回放送を最後に芸能界から去りましたが、そこでの演技の存在感はテレビ画面でも相当強く印象に残っています。O君との付き合いは中学からですが、高校から大学2年までは付き合いが途絶えていました。その間、たまたま点けたテレビの中のO君と対面したときは、「似てるなあ」としか思わず、最後の出演者名を見て、「ああ、やっぱり」 その後、O君は拙と学習塾で講師仲間として再会し、付き合いが始まりました。当時のジャネーズの裏話を聞かされました。お尻がむず痒くなる話でしたが、「お前なら耐えられたんじゃないの?」と言ってあげると、「ふざけんな」と叱られました。彼の代わりに台頭したのが「他の金トリオ」です。もし、O君が残っていたら、「オノキン」か「タオキン」、はたまた「オ○タノ」になっていたのかもしれません。なんなくてもいいけど。 現在は会社社長のO君ですが、今でも社員には「あの社長の素顔がわからない」と言われるほど、たくさんのパーソナリティ(外的個性)を抱えています。昔から彼を知る拙にはどれが本物のO君であるかは見極めが付きますが、彼のキャラクター(内的個性)も独特なので、それだけでも飽きません。日本の芸能界は惜しいことをしています。 O君の話では、実力よりも人気先行型になってしまっていたことは現実だし、見極めるべき方にも見る力がないから、新人やチャンスを欲しい若者はお尻のむず痒い思いをするのであって、食っても当たらぬような役者でも、当たるようになるわけで、中身は大根のままの役者も多かったとのことでした。 もちろん上手い俳優もいますし、歳をとって演技力の付いてきた俳優もいます。それはそれで良かった。なにしろ、ある俳優の奥さんは元歌手で、人気絶頂の若い頃に突然辞めて世の中を驚かせたあと、彼自身にあまり役が付かなくなっちゃったんです。でも、その後だいぶ苦労をされたんでしょうなあ、いい役をこなしているところを何度か拝見しました。最近、拙が観たのはYou Tubeで、「セカチュー」で死に逝く娘のとうちゃん役でした。でも、無表情な演技というのはあるんですかね。アメリカのダグラス親子(カークとマイケル)は顔の演技が皆無でもあんなに人気ありますしねぇ。ねぇ?
今、本題から外れまくったままであることに気付きました。ヘレン・ミレンの話をしようと思いましたが、もはや彼女を知らない方もいないでしょう。昨日、アカデミー主演女優賞を受賞するずっと前に、彼女は大英帝国勲章第二位のレディの称号を得ているんですね。彼女はDameであります。拙が彼女に注目するようになったのは、ハリソン・フォードの「モスキート・コースト」からでした。 遡って彼女の出演作を調べたりしているうちに、拙はいつもこの女優に注目していたことに気付かされました。彼女の凄さは含みを持たせた複雑な表現力と、目線だけでも訴えることの出来る演技だと思います。いったいどういう練習をしたんでしょうね。舞台でも存在感があるそうです。声に迫力があるらしいんですが、観たことないので、どう表現していいか分かりません。
美人とは思わないけど、いい表情と目をしていますよね。年齢が全然が気になりません。美しくなりたいなら、心を磨けってことでしょうか。
なんか、いい!
|
カレンダー
リンク
カテゴリー
プロフィール
HN:
牧歌
性別:
男性
職業:
自営
趣味:
愛でる
自己紹介:
なお生き残る在英中年。
ブログ内検索
アーカイブ
カウンター
アクセス解析
|