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エゲレスとは、こーゆーところてす。
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在英日本総領事館から在英邦人向けのお知らせをもらいました。

~渡航情報(スポット情報)~

(件名)英国:防犯グッズ等の携行に関する注意喚起

(内容)
1.最近、英国で邦人留学生が護身用に催涙スプレーを携行していたことにより、違法行為として警察に身柄を拘束され、裁判にかけられるケースが生じました。

2.海外における安全対策の一環として護身用に催涙スプレー等の護身用具を所持され、渡航・滞在される方もおられますが、英国においては、催涙スプレー、スタンガン、特殊警棒、メリケンサック、ナイフ等の無許可による携行は違法行為です。

意外なことが、処罰や処分の対象になることは海外ではよくあることです。

拙の車を日本から持ち込んだのですが、

英国仕様に合わせるコンプライアンアスの行程で、

左前のバンパーに付けていた左端棒が外されていました。

いえ、正式な名前が判らないのですが、

車の左前の角ってよくぶつけるじゃないですか。

その角を知らせるために、日本ではタクシーなどの左端に付けている高さ50cmほどの反射板付きの棒です。

「なんで取り外したの?」

と聞くと、「危ないではないか」とのこと。

でも、日本では誰でも付けているものですから、危ない理由が判らないですよね。

ともかく、運転に不要なものは取り外さなければならないというハイウェイ・コードに抵触するのだそうです。

この国でよく思うのは、作為の罪はあっても、不作為の罪は罪にならないことが多いということです。

やんなきゃいい、行為をしなきゃいい、ってことで、見て見ぬ振りはけっこう許されるようです。

もちろん、そうじゃないこともありますけどね。



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「これは僕のバッグじゃない」

先週末、プラハから帰国した息子が、とてもどんよりした声で言いました。

「確かに同じバッグをもうひとつ見たような気がする」

時刻は真夜中の12時半、

念のため、ロスト・バゲッジ、レフト・バゲッジ、そして乗った航空社の緊急連絡先に電話してみましたが、

すべてレコーディングメッセージになってしまいました。

「じゃあ、今から空港に行ってみるよ」

息子と同じバッグを持ったヒトはチェコ人と思われ、

このバッグが無ければさぞお困りであろう、という配慮と、

拙自身は元航空社員であるために、

こうした取り間違えで生じた賠償責任について、

痛い思いをした人々のことを見ていたのです。

最善を尽くしたことが判れば、

こちらに非があろうとも責任は追及され難い。

息子には「心配しなくていいから、もう寝ろ」と言い、

空港に出かけました。

夜中の1時ごろ、発着便はもうほとんど無いというのに、

空港にはけっこう人が残っていました。

で、空港職員と思しき人々に片っ端から質問したのですが、

どこに聞けば良いのかがさっぱり判りません。

航空会社のデスクの裏に入れば、

きっと内線番号かなにかあるだろうと思って、

カウンターデスクの中に入ろうとしたら、

Privateと書かれた事務所から掃除のお姉さんが出て来ました。

「あの、荷物を取り違えたので事務所に連絡したいんだけど」

「あ、じゃあ、カウンターの横にある電話を使って、壁に貼ってある内線リストから該当するセクションを探して電話してみてくださいな、って、こんなの私の仕事じゃないわよ。うひゃひゃひゃ・・」

黒人女性の高らかな笑いに圧されながらも、

拙は何箇所か連絡してみました。

すると、

「あー、そのアディダスのバッグならここにもうひとつ、そして誰かさんが間違えて持って行っちゃったのももうひとつ。つまり、3つもあって、3つとも違う所有者がベルトコンベアから持って行っちゃったのね」とのこと。

で、息子んバッグはそこですぐに見つかりました。

なんたる幸運でしょうか。

拙が聞いた最悪のケースは、荷物を間違えた人がすぐに戻さなかったために、その期間内に掛かった費用と損害の総額が1万ポンドに上ったもの。

「見つかったよ」とテキストメッセージを送り、2時半ごろ帰宅すると息子はまだ起きていて、「ありがとう、お父さん」

翌日になって、その賠償の前例、航空荷物のタグのチェック、バッグに連絡先の表示など教えてやると、少しの間顔色が青ざめていました。でも、そのリカバリーの仕方も判って、息子の顔はすぐに明るくなりました。

妻、娘、そして息子にも大きな教訓になりました。

拙はこの旅行に行かれないほど忙しかったのですが、

一日で空港を2往復して、どこかに行ってきたような気分です。




往復時間は合計で4時間。

オリバーの所属するチームBarnetの応援に行って参りました。

Barnet Stadiumでは、

オリーのお祖父さん、義弟とその息子とその友達、娘を除く我が家族が門前で待ち合わせしました。

コカコーラ・リーグのDvision2というのは、プロでも最下位のリーグで、

それだけに球場は貧相な感じがしました。

収容能力3千名ですが、決して満席にはなりません。

スタンドの1面には民家が並んでいますが、


そこの2階からこの試合を観るヒトは皆無。

ある意味、意義深い試合なので、地元の人たちはけっこう盛り上がり、

敵チームサポーターは試合開始前からけっこう荒れていました。

この日の対戦相手はDvision2でトップのHartlepoolで、昨年の11月から23連勝中。

しかも、その23勝が始まる前の試合がBarnetであっただけに、

本日のHartlepoolの選手にも気合が入りまくっていました。

で、こういう下位リーグの試合を観たのは初めてなんですが、

開始してすぐに「おや?」と思うことがあり、

10分後に息子に聞いてみました。

「もしかして、こいつらかなり頭悪くない?」

「うん、悪いよ。このチームじゃオリーを使いこなせない」

なぜあんなプレーをするんだ。

なぜそんなことも出来んのだ。

と、

観ているうちにだんだんイライラしてきました。

なんだか、息子を使いこなせていないあのチームと同じレベルかなあ、とも。

速さや強さはマチマチですが、判断も技術もけっこうダメです。

選手たちはプロ並みのことをやろうとしているのですが、

プレーは雑、粗い、不正確で一向にカタチになっていません。

これが格下リーグの実態なんですねぇ。


まだ、拙に気づいてないオリー。

オリーは2ヶ月前にこのチームに移籍して、

10試合に出場し、5得点していますが、ここ最近はサブに回っています。

試合開始前のグラウンドでは拙に挨拶してくれました。

「なんで君がサブなの?もしかして、このチームとのバランス?」

拙がそう聞くとオリーは答えず、微笑みながら「また、後で」とその場を去りました。

人垣の前ですから、拙もそんな質問をするべきじゃなかったかもしれませんが、

同じことを思っているヒトたちは多いと思います。

オリーのプレーを何度か観たことはありますが、

息子と拙とある選手との3者の意見は一致していました。

「オリーはプレミアでもストライカーとして十分通用する」

もちろん、技術、スピード、そして判断だけではありませぬ。

21歳にして、あれほど礼儀正しく、賢くて、よく出来た人間というのもあまり見たことがありません。

不運ということだけでは語りつくせない葛藤を抱いて、

実力のある選手がこうして埋もれていることが悔しくなります。

試合は2対1でBarnetが Hartlepoolの連勝を23でストップさせました。

オリーのお祖父さんの話では、

「今日の試合は、監督が前回に勝ったメンバーに固執したんだ」とのこと。

しかし、Barnet今シーズンの終了目前にして、24チーム中15位です。

もうちょっと上がるかもしれないけど、せいぜい10位前後でしょう。

オリーは上位リーグの移籍先を探すべきだと思いました。

そういえば、審判もかなりヘボでした。



松で胸を膨らまし、旧橋で視線を避け




大リーグで心を躍らせ、英会話で空しくす。





それにしても、松坂の人当たりはサスガですな。



日本の世間は春休み、

英国の世間はイースターホリデー、

仕事の提出先は日本で、

仕事をしているのは英国ですから、

ホリデーに囲まれているような気分です。

家族がプラハ旅行に行っているので、

拙は仕事に没頭しています。

昨日は

7時起床 雑用と食事
8時 仕事開始、ときどきネット遊び(4時間)
12時 水泳と軽食
14時 仕事再開、時々惰眠(計20分)、時々コミュニティに立ち寄る
21時 テレビ番組Apprenticeをも観ながら軽食、入浴
23時 仕事再開
本日朝5時 PCの前で気を失う。
7時  目覚める。

労働時間はこれでも12時間ちょいか、

頭脳労働だから、疲れるっちゃ疲れる。

家族が居ると生活のリズムがあるけど、これは不健康ですねえ。

昨日も寝てないんだよなあ。寝る時間が惜しいっす。

こんだけ寝不足して1kmの水泳したら死ぬかな?

生きていたら、また明日。

たぶん、Apprenticeについてご紹介します。




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