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エゲレスとは、こーゆーところてす。
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昨日はイースター休暇中の息子と一緒に参加してきました。

息子が「行きたい」と言うのはこれで2回目です。

野球狂団の皆さん、有難うございました。

でも、今回は親ばかというよりも、親の欲目という話。

紅白試合で息子はキャッチャーを任され、

そこそこの活躍はしました。

小フライを難なく捕球して、アウトを取り、

追いタッチでは突進して本塁突入を阻止し、

外野では誰もが抜けるだろうと思ったライナーを取り、

時々イレギュラーバウンドを後逸しましたが、

生まれて初めてのランニングホームランも経験しました。

野球経験ゼロの13歳が大人に混じってのプレーとしては、

けっこうイケテいたのではないか、と。



2632試合連続出場の鉄人カル・リプケンのお父さんは、

ずっと3Aに居た選手で、

コーチになってようやくメジャーにたどり着いた人物です。

父としては、息子に思いを託したかったでそうね。



でもね、あれも出来ただろう。これも出来ただろう。

と思うと、ちょっと悔しいわけであります。

こういうのは「ばか」ではなくて「欲目」なんでしょうね。

息子は野球経験のない英国人なんだから、その辺を判ってやらんと。

帰宅しての第一声は、「全然疲れてない」

コニャロー!


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日英両マスコミの追うリンゼイ事件の記事を読んでいて気づいたことです。

英国のマスコミは日本の安全性が崩れつつあることを、

面白い現象であるかのような書き方をしています。

同様のことは2000年のブラックマン事件でもあったのですが、

今回の事件では英マスコミは準備していかのように足並みを揃えて、

日本は安全である筈なのに、凶悪事件の起きた「意外性」の面から、

記事を書いています。


で、ちょと調べてみたんですが、以下は2004年の大雑把な数字です。

いくつかの資料を見比べると、若干数字が異なります。


            英国       日本      
犯罪件数     約560万件   約260万件
犯罪発生率     10,633     2,007
殺人件数     約1600名     約1500名
殺人発生率     約3        約1
殺人検挙率     約82%     約94%

発生率というのは、10万人あたりに起こる確率です。

過去を遡ると、日本では2000年から急激に犯罪件数が増え、

日本国内が急激に変化していることが判ります。

でも、長期的に見ると、日英は同じ傾向を辿っているようにも見えます。

日英両国とも2004年の犯罪件数は1980年の2倍になっています。

ただし、ご覧のように発生率では日本は英国の1/5ですから、

英国に居るほうが、日本に居るよりも犯罪に巻き込まれる可能性が5倍も高い

ということもできるわけです。

でも、この数字だけで安全性を捕らえるのはいささか短絡的です。

事件に巻き込まれた当事者としてみれば、この数字を見て、

「よりによって、なんで自分が・・・」

と不運を嘆く以前に、考えるべきことがあったのでは、・・・と考えるからです。

まだ、真実が判らないので、これ以上は述べませんが、

我々個々が自己防衛する教訓にするだけでなく、

なぜこういうことが起きてしまうか、

ということをもっと身近なレベルで考えてもらいたいものであります。

在英邦人として、人間として本当に心が痛む事件でありますが、

以上に当てはまることは、もちろん、一般論であります。



修理に出した車が戻って来た。

検品として修理部分と周囲を見回すと、まあ大丈夫かな、というところ。

でも、後から気づくんだよね。

何この汚れ、何このダスト、ペイントの仕上げがまるでダメじゃん。

なんでこいつらの仕事ってこんなに大雑把なんだろう。

接客もマニュアル通りで、こちらの言い分を無視しやがる。

「で、俺の不便をどうしてくれるの?」

「うちで出来ることはやりましたから」

「やってないから文句言ってんだろ。責任者呼べ」

「今はいないんです」

「XO醤、このマニュアル野郎
!」

それぞれの問題箇所を撮影して、余分に掛かった費用内訳を添えて手紙を作る。

もちろん、不便を被ったストーリーも添えて、

宛先は、担当者、マネージャ、指定した保険会社、消費者センターの4箇所。

ちゃんと後処理しなかったらと行政処分を食らわせてやるつもり。


日本でも駐車中に凹まされた部分の修理を依頼したことがある。

そこでの仕事は見事だったのに、

エゲレスはなぜこういうことが出来ないのかなあ。

と思いつつ、早20年あまり。

「日本だったら、こんなことは起こらない」

とは時節柄言えない。

「でも、ああいうことは起こるじゃないですか」

と思われそう。今は日本人としての反感を買うのは控えよう。

リンゼイちゃんの怖い事件があったばかりだからね。

日本人として、在英邦人として、そして人間として、

本当に情けない、悔しい事件ですな。

でも、まだ、真相は判らないんですよね。


今日でホッケーのシーズンが終了しました。

それぞれのシーズンの終わりの日に学校では5名の選手を表彰します。

通常のパブリック・スクールでは、

クリスマスの直前にはラグビー、

今回のイースター直前にはホッケー、

夏休み直前にはクリケットでそれぞれ表彰されるのです。

息子はラグビーとホッケーでそれぞれアウォードを受け取りました。

そして、そのアウォードを受ける顔ぶれはいつも同じです。

トム、ニック、スティーブン、ウィル、そして息子

次のクリケットは担当教員が変わることと、

息子には2年目というハンデがあるので、

まだよく判りません。

同級生たちは5歳からクリケットをプレーしているのです。

でも、息子ほどの強肩強打のプレーヤーは見えないんだけどなぁ。

各競技とも初体験であった昨年はなかなかチャンスももらえず、

めぐってきたチャンスではそれなりの効果を上げたにも関わらず、

評価されませんでした。

夏休み前は勉学でも表彰を受けます。

これも馴染みの顔ばかりですが、

上位5名の男子の顔ぶれはスポーツとはちょと異なります。

ウィル、ダギー、ロス、ヒュー、そして息子(順不同)

次点にトムと眼科医の息子スチュアートがはいります。

しかし、息子はこの一年間で一度だけ数学でB評定というものを貰いましたから、

今年度は次点に甘んじるのではないか、と。


それから、校外活動であるサッカーでは、

毎年6月にPlayer of the Yearに選ばれるんですが、

今年もあと数試合で終わりです。

来シーズンはもっと強いチームに入るために、

精一杯のプレーをさせてあげたいものであります。

拙も「空耳アワード」が欲しい。

さて、「アワード」と「アウォード」とではどちらが正しいでしょうか?

「スターワーズ」とは言わないよね。


 I am a licensed teacher

 と言うと、

「日本ではヒトにものを教えることが禁止されているのか?」

と英人に聞かれるでしょう。

英国の教師たちはqualificationや certificateは持っていても、licenseは持っていません。

なぜなら、そんなもんがないからです。

拙は日本の教員免許を持っていますが、自分のことを話す場合は、

I am a qualified teacher.

と言います。

免許とはライセンスです。資格ではありません。「禁止されているものを許可するもの」が免許です。でも、英国では教員は資格です。

拙は日本で長い間講師をしていました。塾、予備校、語学学校です。

それらの教壇で語ることは禁止されていないのはなぜでしょうか?

学習成果を上げ、生徒や親御さんから感謝されているのに、

「それは違法行為だ」とされなかったことが不思議です。

一番キャリアの長かった仕事が航空旅行業ですが、

ここでも、その後の仕事でも、拙のニックネームは「先生」でした。

同僚たちから「先生」と言われて、拙はしばらく気づかないほど鈍感だったんでしょうか、

ある時、同僚と二人で社外の人間に会った時に言われました。

「あの・・・、牧歌さんは○○さんの指導員なんですか?」

高校時代から家庭教師をしていたので、「先生」と呼ばれ慣れていたのかもしれません。

全然気づきませんでした。確かに同僚は主任で、拙は課長でしたから、とても変ですよね。

でも、そういう会社でした。

拙の場合は指導者とは言えないと思いますが、知恵や見識を示唆する立場にある人間になりうるのだな、と常々思っていました。たぶん、ヒトにモノを教える、ってことはそういうことなんだな、と思います。

ま、そんな感じです。







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