忍者ブログ
エゲレスとは、こーゆーところてす。
[14] [15] [16] [17] [18] [19] [20] [21] [22] [23] [24]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

マーラの順位は2位でした。

本人にとってどういう結果であるのかは判りませんが、

タイムから見ても、調整という面でも良かったんじゃないか、と思います。



 http://www.sanin-chuo.co.jp/sports/modules/news/article.php?storyid=346766094



PR


最近、オフラインでよく受ける相談です。メイルで答えているとそれぞれのケースに対応することになるので、とりあえずこのブログで一般化できることだけをお応えします。

 

拙宅の子ども達はもうすぐ16歳と14歳です。ティーンエイジャーというわけで、けっこうな生意気盛りで、反抗期でもあります。

 

でも、娘は早々とその時期を終えてしまったような気がします。

 

反抗の仕方として典型的な、親の言うことを聞かない、無視する、いつも不満そうな態度を取る、抱かせてくれない、礼も言わない、親を否定するような発言をする、などが挙げられます。

 

娘にもそういう傾向はあったので、あまりにひどいときは、徹底的に議論しました。そして、関係改善が平和裡に行われない場合に限り、

 

「お前がそういう態度を取るのなら、こちらも同じ姿勢、考え方、態度で臨ませてもらう。法律的無能力者である17歳(日本は19歳)まではこの家に居させてやるが、あとは知らん」

 

これはかなり効くらしく、自分の姿を省みるようです。

 

娘のために何もやってやらんかったわけです。もちろん、食事なんかもってのほか。でも、実際はそこまで実行することはなかったですけどね。基本的にウチの子ども達は扱いやすいです。妻も扱い易い人間ですから、もっとも面倒くさい奴は拙自身だと思います。でも、ヒトには言われたくないから、ねっ

 

ただし、拙は反抗期は悪いことじゃないと思います。ご存知のように心理学では「自律」と「自立」の両方を達成する過程と言われます。

 

特に、親を否定することはけっこう大事な過程で、「理想」と「自分自身」と「現実」とを対比し、状況判断の材料を積み上げていくのですから、本人のイライラも相当なものでせう。

ま、どんなに頑張っても親以上にはなれないものである筈ですが、社会的な評価が付くと、どうも勘違いしちゃうのかもしれません。はい、拙も勘違いしていた時期はあるです。
 




勤労学生として7年間(もかよ)学習塾の講師をしていたことがありまして、中高の進学塾と補習塾との両方を経験したんですな。教員免許は高校社会科ですが、当時教えていたのは受験エーゴと国語でした。

進学塾の方では生徒との付き合いもあっさりしたものでしたが、補習塾では進路指導、生活指導もやっていました。夏期講習に合宿したりして、けっこう気合いの入った指導をしていたんです。そのとき効果を上げる要因になったのは、信頼関係を築くことでした。なんだか職業を超えているなあ、と。

今の娘や息子と同学年の連中との付き合いが半ば職業化していたわけで、大学の教職の授業以上に心理学や教育原理を読んでいました。現象学的なことは判っても、やはりそれぞれの子ども達の背景に触れてみないと判らんなあ、と思うことが多くて、教師になる限界を感じたことを思い出します。だって、子どもによって「対応」が異なるのは当然なわけで、そうなると「公平」が難しくなるじゃないですか。当時の日本の教育界では公正や公平のあり方がけっこうメチャクチャだったと思います。今は知りませんが。


ま、そういう類のことなどを考えているうちに就職の時期が来てしまい、せっかく頂いていた私立女子校の教職(天国か地獄か?)をお断りすることにしたんですが、今になって再び教職の世界で「やりたい」と思うことがいくつか出て来たわけです。でも、やりたいことなど出来ないかもしれません。


2003年の夏、子ども達を日本で一番有名な小学校に体験学習で3週間だけ入学させた時、公平や平等の履き違えをした授業を受けて、なんでこんなになってしまったんだろう、と思ったのは拙だけではなかったのですから。真実が歪んでしまうのは何故なんでしょうねえ。


拙は英国の公教育も知ることになり、日本の公教育の良さも認めつつ、ここだけは譲れないものがあると思うわけであります。 




YouTubeで楽しめるのは日本のものだけじゃないんですね。

英国のドラマは日本のものよりも面白いです。

これがそのひとつ。

http://www.youtube.com/watch?v=gfZwiQRWtzE&mode=related&search=

あいにくエピソード1はかなり消されてしまったようですが、最新のエピソード2は観られます。

背景は、交通事故に遭い1973年のマンチェスターにタイムスリップしてしまった刑事サム・タイラーの物語。現代にも残るサムの身体は昏睡状態で、たまにヒトが話しかけると電話やテレビやラジオなどのメディアがサムに直接語りけて来る。「大丈夫よ、サム。きっとよくなるわ」という母の声などで現代からの一方的な通信があるほかは、サムの周囲は1973年の警察官としての日常。表題のLife on Marsが示唆するものは、目覚めたら過去という異次元世界に自分が居た、という比喩。

1973年のその世界ではサムは5歳の本人、若い頃の両親や叔母との遭遇がある。その時代ならではの考え方、当時の社会環境などが反映され、30年以上後の世界から来たサムの考え方と当時の同僚たちとの考え方や慣習との衝突がテーマで、性差別、人種差別などの認識の違いが見もの。サムはときどき「俺は30年後を知っている」と言って、皆を笑かす。でも、本人は大真面目。


BBCにもサイトがあります。
http://www.bbc.co.uk/lifeonmars/

このドラマ、日本でやらないかなあ。是非紹介したい一作。

マンチェスター訛と言い回しの面白さは吹き替えに消えちゃうんだけどね。







松江と言えば、出雲。

出雲といえば、ちあきなおみの歌を思い出します。

勤め人だった頃、オクスフォードサーカス近くにレストラン「出雲」があって、

週に一度は脚を運んでいました。

同僚といつも口ずさむ歌が「いづものよう~に・・・」

アホだねぇ~。

そんな出雲とはちょと違う松江でマーラが走りまする。

18日です。今度の日曜です。

http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=346608006


大大会以外にもこうやって小さな大会に出て、経験智を高める戦略なんでしょうか。

最近、本人と話せる機会が得られないので、よく判りません。

今年はロンドン、大阪などの大きな大会でどんな活躍を見せてくれるのか、

と期待してしまいます。

彼女の夢の世界に乗っからせてもらいましょう。

出来れば、走ってみたいものですが、半月盤がダメな身体なもんでねぇ。



サッカーの場を借りますが、サッカーの話ではありませぬ。



「あれはオフサイドだろうが~」

ことあるごとにラインズマンや審判の判断に文句をつける人がいます。

でも、決してフェアな判断をしているとは思えません。

自チームに不利な判定の時だけ文句を言っています。

正直に言って聞き苦しいです。

拙はよほどひどくない限り、文句を言いません。

文句を言うなら効果的に状況を一言で説明する言葉を発します。

"No, it was after no.7's kick"

 などと叫んで、審判や観衆(20名ほど)が「はっ」とするような表現を選びます。

でも、英語だから時々言いそびれるんだよな。

あるとき、とても聞くに堪えないほどネガティブなことばかり叫んでいた敵チームの父親が、

拙息子の真っ当なゴールに文句をつけたので、

「あれは全然オフサイドじゃなかった。アンタと同じ位置に立って見ていた私から見ても、完全にパスの後だった。だから、さっき日本語で『よしっ』と言ったのを、あんたも聞いて反応していたじゃないか。そもそも、あんた、ちょっと文句を言いすぎなんじゃないのか」

と言うと、

「あれがオフサイドと言わないのなら、サッカーとして成り立たない。あの位置から、なんであんなに速く前に出られると言うんだ」

「あんた、それは見ていなかったことを証明するような発言だね。しかも、悪いが、あの子の父親は110mハードルを14秒で走ったことがあるんだよ。もちろん、彼がチームで一番速い」

「しかし、私はルールのことを言っているんだよ」

と言いながら、拙の左腕に掴みかかってきました。

「申し訳ないが、あんたは私をアタックしているよ。止めてくれないか」

ただならぬ様子を感じた審判は試合を中止しようとしましたが、

そのとき、文句オヤジは満面に笑みを表して、

「いや、面目ない。審判の言うことが一番正しい筈だよな。どうぞ、試合を続けてください。アナタも興奮しないように」

「はぁ?、それは俺の言葉だろう」

この時、拙はこの男に落とされたのです。見下された、と言ってもいいでしょう。

彼の挑発には乗らなかったわけですが、彼のこの変わり身の速さと卑怯さには頭に来ました。

でも、それ以上は何も言いませんでした。

自分を優位にするために、感情的になっている相手を利用し、世論を自分に向けるやり方というのは、日本語のシチュエーションでもありますが、このパターンは英国人のよくやる相手を落として、優位に立つシニカルな方法です。英国では先に感情を示した方が劣るという印象を与えがちです。文句オヤジは、自分の間違いを棚にあげることと、自分を優位にする操作を一瞬のうちに行ったわけです。

これで、まとまりがつかなければ、さらに皮肉を用いるわけで、それを被ると非常にドタマに来ます。言う方はそれが、紳士だとか、知性だとか思っているようですが、さらにそれを見下す言い方として、

Sarcasm is the lowest form. 「皮肉は最低の様式」

という決まり文句もあるくらいです。もちろん、英語のこういう場面では紋切り型の言葉では相手を凹ませないわけで、その場面に応じて気の利いた言葉が使えないと優位に立てません。言葉が出てこないときは、沈黙するか、チャンスを待つのです。

この試合の後、文句オヤジはポーズとして、審判に握手を求めていましたが、拙の前を横切ったにも関わらず、無視しました。それは明らかに、「俺はお前よりも上であって、お前など相手にしていない」という態度なわけです。

でもね、これって文句オヤジの思い込みでそうなっているんですよね。自分の価値観で「俺は勝った」という思い込みが前提となっていて成り立つことでしょ。じゃあ、拙も自分の価値観でこのことを整理すりゃいいんじゃん。ああ、これが個人主義かぁ、と思うわけです。

かつて、没落貴族が新興貴族を見下すために、「君たちは金があるだけじゃないか」と言って、ちょっと貧しくてもこれが究極のダンディズムと自慢していたオメデタイ時代がありました。この種の思考形態って、貴族も中産階級も関係なく、英国人の思考形態なんでせうね。

こういう経験をして気付かない在英邦人も多いようですが、気付くと腹が立ってくるので、やはり気付かないほうが良いのかも知れません。



忍者ブログ [PR]
カレンダー
02 2025/03 04
S M T W T F S
1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31
最新CM
[08/14 Marmite]
[08/07 ぎずも]
[08/06 うに]
[08/03 Marmite]
[08/02 やぶ]
最新記事
プロフィール
HN:
牧歌
性別:
男性
職業:
自営
趣味:
愛でる
自己紹介:
なお生き残る在英中年。
バーコード
ブログ内検索
カウンター
アクセス解析