エゲレスとは、こーゆーところてす。
× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 普通のビジネスマンと同様に、 日英間などロングホールのフライトでは、 FCYのすべての座席に座ったことがあります。 FはFirst,CはClub、YはEconomyです。 でも、機内食をおいしいと思ったことは一度もありませんでした。 一度だけ「旨い」とつい口から出てしまったのは、 Fクラスでスチーさんから注がれた清酒「両関」を啜った時でした。 酒も旨かったのですが、同僚を喜ばせてあげるのも社内営業だな、と。 しかし、今回は本当に旨いものに出会ってしまったのです。 パリの空港、チャールズ・ド・ゴールでの待ち時間のこと、 カフェに入り軽食をと、カウンターに載せられた皿を幾つか眺めていました。 サラダの上にスモークされた魚の薄切れ2,3種類が数枚乗っていました。 周囲を見ると、同じ皿を選んでいる人が多いので「これだな」と。 支払いを終えて、テーブルに着くなり、 偶然同じ便でロンドンに戻る知人が向かいの席に陣取り、 いきなりビジネスの話。 「俺は食いてぇんだよ」 とは言えずに話を聞きながら、 彼にビールを買いに行かせる。 けっこう待たされる筈なので、 その間にこの旨そうなスモークド・フィッシュを頂いちゃおう。 で、サーモンの上にある5mm厚の玉ねぎにナイフを入れようとしたら、 ふにゃっとした変な感触。 厚みも繊維も透明度も、どう眺めても3cm四方の玉ねぎ。 新手の酢漬けか何かと思って口にした途端、 「魚?」 明らかに玉ねぎとは異なる食感です。 「しかも旨い!何これ??」 店員に聞くと、Thon Fumme Fumme(Smoke)は判るけど、何だよThonって? 店員はTunaと付け加える。 マグロは元から臭みのない魚ですが、 うっすらとオーク系スモークの香りは食欲を引き立たせます。 スモークで一番美味になるのは桜だと思いますが、 マグロの場合は何でもいけるかもしれません。 搭乗前のカフェで満足したのは、これが始めて。 で、機内で出されたスナックもまたサラダに乗ったスモークド・ツナでした。 「マグロがなぜ透明になるんだろう」 と訝りながら、完食。 さすがだぜ、フランス料理。 こんなに旨いものは英国にも・・・あるだろう、と探してみると、 スーパーには皆無、百貨店や魚屋にはあるものの、ラミネートパック。 身が赤く、1mm程度の薄切りでジャーキーのように硬い。 しかも高価。 味は塩辛く、旨みがよく判らない。 パリ空港とエア・フランセ機内で出されたモノとは違いすぎる。 なぜ透明だったのか、なぜ塩辛くなかったのか。 この謎解きは今後も続く・・・かな。 PR
無題
Fは経験ありません。
一生ないだろうなあ。 もうじき、これも食べられなくなるかもしれませんよ。 やぶ先生
海老蟹などの甲殻類でさえまだ大量消費されているのが不思議でなりません。そう言えば、日本の鮭は旨すぎます。どこで食べても日本のものほど旨くありません。やはり、日本に旨いものが集まり過ぎているような気がします。
あそこのカフェにそんなものが?
さすが、フランス。
探せばまだまだいろんな旨いものがあるんでしょうね。 かの地は食の都に近いですから、楽しみですね。 Re:あそこのカフェにそんなものが?
たしかサテライトFだったと思います。スイス人カタリナの話ではチーズやスモーク食材には困らないそうです。
無題
スモークされたマグロですか。旨そうですね。そういうのエアカナダのC席に乗ったとき出てきましたね。
知人いわく、機内食の旨さはルフトハンザが良いといいます。 setoさま
ルフトも良いですが、エミレィツが最高でしたね。スッチも面白かったし。
無題
魚の燻製の美味しさはイギリスに行って知りました。日本でももっと魚の燻製が普及したらいいのになって思います。自分で作って売ろうかしら(ぇ
マグロの燻製食べた事ないけど美味しいんでしょうねー( ゜┓゜) あすとるさま
燻製は桜チップをお勧めします。マグロの燻製は築地で探してみたら面白そうですね。
無題
確かに。エミレーツも美味しかった。肉も魚もスパイシーな味付けだったと思いますが、私はすごく気に入りました。機内食サービス前のサンドイッチも美味しかったです。
setoさま
エミレーツでどちらに行かれましたか?中近東の街も独特ですよね。石油以外に縁が薄いせいか、あの民族が友好的に見えても薄く感じるのは気のせいでしょうか。
無題
マンチェスターからドバイ経由で日本に帰り、また、イギリスに戻ったことがあります。ドバイの空港で介助についてくれた職員は、何と21才の青年。彼は自分の仕事について、「人と人の出逢いに立ち会うことのできる素晴らしい仕事だと思う。誇りに思う」と語ってくれました。その彼の顔は、煌々と輝くシャンデリアに劣らず輝いていました。
setoさま
それはいい経験をなされました。拙も航空社職員としてどなたにもフェアで快適なサービスを心掛けていましたので、その青年の表情が目に浮かぶようです。拙もドバイ経由のフライトを試してみましょう。関空入りするのなら、seto様にお会いする機会も作れるかもしれませんね。
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