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エゲレスとは、こーゆーところてす。
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今回設定した「おや?バカ?」というカテゴリーは「親バカ」でもいいし、「おや?おや?」と思うようなことでも良いし、「バカな話」でもなんでも良いということで、汎用性を広げすぎたかもしれない。

で、本日は息子の話。

負傷欠場の息子とチームの試合を観に行った後、

フットボールブーツを買いに行った。

日本なら、サッカーシューズというのだろうか。

週一でサッカーの話を書いているのに変かもしれないが、

サッカーは拙の文化ではないのでよく判らんのである。

日本で嗜んだスポーツは野球とバスケと陸上である。

そう言えば、バスケを素材にした記事がないな。

英国の体育館に行くとバスケボードが壁に張り付いているので、

「あれではレイアップショットが出来ない」と萎えたことがある。

英国人の米国文化に対する理解もこの程度なのである。

東洋について言えば、

歌舞伎役者が銅鑼を打つ絵や帝を「ミケイドウ」という劇にしてしまうようなものか。

 

ところで、息子のブーツのためにスポーツ用具店に来たのは、

今年になって、これで3回目ではないか?

靴はまだまだ頑丈そうなのに、

サイズが徐々に大きくなる。

でも、13歳でサイズ7って特に大きいわけではない。日本なら25.5cm。

拙はその頃既に28cm、英国ならサイズ10であった。

やっぱ、身長はこのくらいの年齢の足の大きさで兆候が掴めるのかもしれない。

拙の足は最大時で29.5cmくらいだっただろうか。

今は28.5cm。日本ではバーゲン対象外だが、英国では全然困らないサイズだ。

身につけるもののサイズに困らないという点では有難い英国。

さて、本日購入した息子のサッカーブーツはいつまで持つのだろうか。

今シーズンはまだ始まったばかり。

使い方も激しくなるだろうから、減価償却も早い。

でも、毎回50ポンド以上支払わされる親の身にもなってくれ、とは言い難い。

可能性を持った者には、

費用のことなど心配しないで、良いプレーをしてもらいたいという親心である。

既に、今シーズンはリーグ戦8ゲーム、カップ戦を3戦こなしてきた。

去る19日の試合は、

HSBCという英国の銀行がスポンサーをするクラブチームとのカップ戦だった。

下位のDリーグとは言え、9戦全勝45得点という強いチームだし、

息子が欠場するので、ちょっと心配していたが、

始まってみると足の早いディフェンダーが一人いるだけで、誰も上手くない。

しかし、組織力が勝って、前半は1対0で折り返す。

負けているのは息子のチーム。

後半はストライカーのマイケルと、

息子に代わって左MFを前半だけ務めたジャクソンのコンビを再編成しなおす。

その結果は5対1で息子チームの勝利。

やはり、リーグがひとつ違うと、スキルなどでいろいろな違いが見えてくる。

この調子で行くと、HSBCはDリーグで優勝し、

来年は息子のチームと同じCリーグに昇格する可能性があるが、

今日の試合振りからはCリーグでは下位に甘んじることになるだろうな、

と息子とも意見が一致。

 

試合中、監督ポールから発せられる檄は、

" Micheal, Jacson.  Talk to each other "

一個体のマイケル・ジャクソンがお互いに話し合う光景があったら、ちょっと怖いものがある。

" Jack, Daniel. Keep that space"

ジャック・ダニエルとスペースを保つというのは禁酒ということだろうか。

 

Stevieという名前の守備的MFもいて、

素晴らしい活躍をするので、wonderと駄洒落るには忍びない。

Wandaという名前は女性名だから、

息子の学年にもなるとStevieと Wandaが同じチームになることはありえないしね。

 

Eliotという名前の子どもが少し気の毒に思うのは、

Idiot に聞こえてしまう拙だけだろうか。

空耳と駄洒落ネタとは、紙一重なのである。

 

 

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音楽はただ流れるだけであまり主張のないものを好む。

ということに最近になって気付いた。

子供の頃から母にクラッシックを聞かされて育った。

父が亡くなる前に買い込んでおいたレコードがたくさんあったので、

母は仕事から戻ると必ずクラッシックを流した。

アカギレの指に悩まされる夕方の新聞配達から戻ると、

玄関先まで漂うクラッシックや

家中に充満しているクラッシックが

ささやかな幸福感をもたらしてくれた。

お陰で音感は発達したようで、発声と音感のスタンダードは悪くなかったらしい。

カラオケでも音を外したことがない、らしい。

英国に住んで、人生を踏み外したかもしれない。

でも、クラッシックの曲名はまったく覚えなかった。

普及の名作だからいつまでも残る。だから、覚えなくてもいいのだ。

一方、今だけでいずれ消えてしまうだろうな、という曲は日常に氾濫している。

拙には日本のポップの殆どが聞くに耐えない。

96年から暫く日本に住み始めたころ、聞いているだけなのに、呼吸困難になるような曲に遭遇した。

「きっとソラも飛へぬ蓮」というスペッツの歌だったか。

その後、そういう音域の狭く、い苦しい歌声の歌手が多いのには驚かされた。

最近は英国でもこの手のスタンダードの歌手がいる。

I love it when you callという歌をご存知だろうか。

日中、ラジオをつけっ放しにしているので、日になんどか流れる曲。

「電話してくれる時が好き」などとは随分甘ったれた歌詞で、

気に留めようもないこの歌がなぜウケルのか、

世の中の人気の根拠がよく判らない。

食事時に息子がテレビを点けると、このグループが同曲を歌っていた。

「なんだこりゃ?歌っているつもりか?」

メインボーカルの青年を見て、

「あと2曲か3曲だろうな」

「いや、5曲は行けるかもよ」

外野は好きなことが言える。

人気商売は辛いね~、って、拙の本職事情もあまり変わらないな。

新ブログに来てからはアクセス数激減であります。 

 

 

 

定年後、妻にまとわり付く亭主のことではない。

英国は広葉樹の国だ。

紅葉など洒落たことはせずに、弁証法的帰納法に基づくわけでもなく、葉は一斉に落下する。

桜吹雪のように乱れ落ち葉が舞うこともあるが、特に美しいわけではない。

絨毯のごとく敷き詰められた茶色の枯れ葉の中を

Swish Swashと言いながら親子連れが通る。

幼き子らは絨毯の中に埋まった足を蹴り上げては、舞い散る枯れ葉の中で戯れる。

親は楽しんでいる我が子らを眺めている。

その心中は、「早く帰りたいなぁ」

乾いている時にのみ、こうした楽しみようもあろうが、雨や夜露に濡れた大量の落ち葉は、

実はとても危険なモノなのだ。

葉の柔らかいものが多いせいか、ぺたりと地面にくっつく。

そして、その葉の上はやたらと滑りやすくなる。

丘からの下り道、かなりの急勾配で左に大きくカーブしている2車線道路。

反対車線に横転しているのは、・・・見覚えのある車。

日頃から「物理学の心得のないドライバーだな」と思っていた。

徐行して眺めると、既に救いの手は差し伸べられているし、

ご本人はどパニックに陥りながらも、一応軽症のようだ。

知人の知人なので、機会があればcentrifugal forceを説明してあげようとも考えていた。

「カーブでハンドルを切りながらブレーキを踏んではなりませんよ。遠心力で横に滑ってしまいます。特に濡れ落ち葉の路面や、凍った路面ではね!」

最初に思ったのは確か2年前だった。

そう考えると、彼女はこの2年間、その無謀な運転技術で生き永らえて来たことになる。

駆け寄って、「おめでとうございます」と両手をしっかりと掴んであげようか。

というのはもちろん冗談で、こうして他人の不幸をネタに笑ってはいけない、と少しだけ反省しているが、防げられるものを、未然に防げなかったのは、彼女自身のせいであって、拙のせいではない。

ともあれ、車は大破したが、デコから血を流している程度ですんだ彼女はラッキーだった。

坂の多いこの近辺、今後の彼女の運転が気になる。 

たぶん、彼女は事故の原因を濡れ落ち葉にすることはあっても、

遠心力を実生活に取り入れない自分の態度を改めるとは到底思えないから。

 

 

 

タックルを受けた息子の腰の怪我は思ったよりも厄介。

内臓に影響がないか、と明日は血液検査を受ける。

肝臓に影響があれば、ヘモグロビンが増殖して、血中酸素が増えて・・・などなど、

英語で聞く、医者の専門用語は 馬の耳に念仏。

結果だけ判りゃいいのよ。

それにしても、この忙しい時に・・、

なんでブログを書く余裕があるのか。

 

 

で、今日のお題、

セールスコールが掛らないように電話会社に依頼していたのに、

半年もするとその効果がなくなってきた。

最近は日に2度ほど掛ってくることがある。

「なんでオレの名前と電話番号を知っているんだ。まず、それを説明しろ」

「データベースです」

「どこから手に入れた?」

「判りません」

「なら、お前の話など聞かん。マネージャを出せ」

「ガチャン」

こうやって、先方が切ってくれる場合はいいですが、

粘る奴もいます。

「そんなことより貴方にお得な情報がありますよ」

「聞きたくないね」

「1年間で1万ポンドも得するんですよ」

「なら、あんたやれば?そんだけありゃ、その仕事を続ける必要もないだろ」

「私のことはどうでもいいですよ。これはね・・・」

「興味ありません」

「興味ないですって?得する話なのに、Saving出来るのに・・」

「ああ、興味ないね。俺はこれから日本に帰るんだ。あんたは知らないだろうけど、日本は英国よりもなんでも安いんだ。あんたも日本語勉強して、日本に行くといいよ」

この最後の部分は、いくつかのバリエーションを考えています。

「ああ、興味ないね。俺は今から首を吊るんだ」

「ああ、興味ないね。今、XXXの最中だ。今度掛けてきたら、ずっと聞かせてやるぞ」

「ああ、興味ないね。今漏れそうなんだ。早く切ってくれ」

「ギャー!He, Help me」

受話器を引っ掻きながら、「今・・・・は、ど・・・・き・・・・・・せ・・・・おい・・・」プツ。

待てよ。無言で切れば、それでいいのか。

ということに、先ほど気付いた。

 

 

 

息子のスポーツの世界は英国社会の縮図だ。

と思ってくださる方々はこのブログの意味を判ってくださる方々なのだろう。

ラグビーは2年目の半ばを迎えて、ようやくプレーが様になってきたかな、

と思っていたが、強豪校と息子の学校との力の差は歴然としつつある。

先週木曜日は近隣のパブリックスクールのトーナメント戦が行われ、

授業もそっちのけで、選抜隊は試合に望んだ。

結果は20チーム中、4位。

そのうち3位までは全英でベスト8に入る強豪ばかり。

トーナメント表を見ると、

「たまたま強いところと当たってないのね。運が良かったんだろう」

という拙の言葉に無言で頷くオーディエンスら。

11日、土曜日にはハリポタの第1,2作のロケ地となったSt.Chirist Hospital Schoolと対戦し、

50対0の完封負け。

同校も1年の3/4をラグビーに費やす。

男子校なので、チーム数は最強のAチームからFチームまで。

前回も述べたが、息子の学校は1年の1/4だけだ。

しかも共学なので、選手不足。チームは2つだけ。

これでは選手の育ちようがないし、質量ともに勝てるわけがない。

この日の試合で息子はモモカンならぬコシカンを受けた。

すぐに回復したので、父親にも言わずに治療しないでいたら、翌朝になって痛み出した。

12日の日曜はサッカーの試合。

相手はBRIDGEという前回カップ戦で4対1で負けたチーム。

今回はリーグ戦なので是非勝ちたいところだったが、また負けた。

1点目はリバウンドがあらぬところへ跳ね返った(アン)ラッキーゴール。

2点目はペナルティキックをキーパーが弾いたものをねじ込まれた。

どちらも狭いピッチで、狭いゴールを利用した得点だった。

このチーム、暫定1位であるが、上手な選手はいない。

息子のプレーを阻止できるような選手は一人もいない。

と言っても、この日の息子は半分もプレーしなかった。腰の痛みゆえ。

負けた気のしない内容に親子一同ため息。

Under 13 : 13c
Team Played Won Drawn Lost F A Points
bridge 7 6 0 1 23 5 12
T H B 6 6 0 0 31 3 12
Water 6 5 0 1 25 3 10
 Villa  7 4 1 2 21 19 9
Invicta  6 4 1 1 16 9 9
WLB 7 3 1 3 16 17 7
B Athletic 7 3 0 4 10 19 6

なんか面白くないなあ。

失点17は多過ぎ。これはディフェンスラインの問題。得点力もイマイチだよな。

でもね、どのチームも特に凄い選手がいるわけではないんす。

来週の相手は格下リーグのHSBC。 

なんだよ!総得点が45点って。

しかも、1試合平均5得点。  うう。

 

 

 

 



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