エゲレスとは、こーゆーところてす。
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と言っても、拙ではありません。 友人のAndrew Clareです。 "Shinjuku Shark"の邦題は「新宿鮫」でしょうか。 8月7日が出版予定で、世界中のどこでも買えます。 購入予約は下記からお願いします。 Andrewは日本学の博士でもありますが、 それだけでは一家6人が食っていけないので、弁護士になった人物です。 その仕事だけでも十分に忙しい筈なのに、翻訳をやってのけたわけです。 空手もやるし、スポーツなんでもござれで、けっこう何でも出来ちゃう凄いヤツです。 でも、とても謙虚です。 そこが彼の魅力です。 奥さんもいいヒトで美人だし、子ども達も賢くてカワユイです。 拙も全然需要のない本を訳したことがありますが、 多才な彼にこんな素晴らしい仕事をされると、 立場のない思いになりますが、励みにもなります。 拙は翻訳が好きではありませんが、これ訳したいなあ、と思った英書はいくつかあります。 でもね、翻訳しようと読み進むうちに「待てよ」と思うんですな。 どれも拙の英文読解力くらいでは太刀打ちできないものなんですな。 「ハリポタ」だったら自信はありましたが、まあ、今更ですよね。 そういうふうに考えると、Andrewの和文読解力って、どうよ?と思うわけであります。 4、5年前に、「何か訳したい」とAndrewが言うので、 「『竜馬が行く』はどうかな?」とアドバイスしたことがありますが、 その後、「あれは難し過ぎるので、他を探している」という話をした覚えがあります。 その時、『新宿鮫』と言ったのは拙だったかも知れませんが、 よく覚えていません。 さて、ここで「新宿鮫」の英語版を紹介するメリットはあるでしょうか? 配偶者や相方が英語圏の人たちならば、 彼(女)らに誕生日のプレゼントとして如何でしょうか? Andrew曰く、「全8巻なんだけど、まだ1巻がやっと終わったばかりでその先は難しいなあ」とのことでした。 では、拙と妻との共同作業でやってみるとどうなる? そうするなら、Andrewに仁義を立てなければ・・・。 PR 郵便局に行って参りました。 この季節になるとあまり混んでいないんですねえ。 クリスマス前はどの局もごった返しているのに。 で、買って来たのが、画像の記念切手。 「やーいぃ、日本では買えないだろう」 と自慢しようと思って、本日の記事にしたのでありますが、 空間と時間を越えることも可能なインターネットのこのご時世に、 ネット販売で買えないわけはないだろうと、 探してみたら、即ヒット。 というわけで、本日の記事はおしまい。 というのではあまりにも素っ気ないので、 もうちっと調べてみると、 http://www.royalmail.com/portal/rm/shop?pageId=shp_prdlist&category=cat41450006&catId=9300091 びーとるずファンには堪(こた)えられない、ってやつですか? いえ、拙は特にファンというわけではありませんが、 100曲ほど歌えるかな。なんでだろう? 好きな歌は「丘の上のバカ」 で、切手を購入した時の台紙に Royal Mail Mint Stamps と書かれていました。 何もミントの香りがするわけではありません。 Mint には大文字で「造幣局」という意味もありますし、 形容詞的用法で、「多額の」「値打ちがある」というニュアンスを含めます。 でも、この場合は「英国郵便会社未使用切手」なんす。 mintが「未使用」という意味になるのは、「郵便に有効な」切手に限ったことのようです。 そして、どうです? ここでもうひとつ新たな事実が判ったでせう。 1969年からRoyal Mailは国有企業なんす。 そして、元学生さんのコメントにあるように、2006年1月から一応民営化されたんですが、 メインシェアホルダーは政府なんすね。実質的には国有会社のまま。 と書き漏らし部分を加筆させて頂きやした。 で、先ほど述べた造幣局としてのMintというコトバはちょと気になりませんか? 日本では今でも服役者が作っているところもありますよね。 昔、ロンドン塔にこのMintが置かれた時代があります。 アイザック・ニュートンはそこで監視人の仕事をしていました。 なぜ、落ちるコインを眺めて万有引力の法則に結び付けなかったのでしょうか。 などと余計なお世話ですが、 当時のロンドン塔でも服役者が貨幣鋳造の労力だったようです。
トーホグ出身の友人は、
自動車をジンドンシャと発音し、
小田原をオンダワラと発音した。
何を隠そう、横浜で生育した拙も母の影響で、
NHKをイヌエィツェケィと発音する傾向がある。
しかし、本日述べようとするのは、こんなことではない。
映画と小説の話…かな? 原題 はWide Sargasso Seaで、作者Jean Rhynは1966年の作品。1847年作品のジェーン・エアをモチーフにしたもので、性の葛藤を描いたもの、…だと思う。 Sargasso Seaというのは、バミューダトライアングルと呼ばれる海域にあるだけにおっかねーところでもある。帆船や汽船は藻に絡まれ、船員は喪に伏されるなんて、駄洒落のような出来事が頻発した場所でもある。 日本で公開されるなら、題名は「広いサルガッソーの海」「サルガッソ海」ってとこかな。邦訳されているかどうかは、興味のある方が各自調べて下さい。 英国人は海産資源に疎いから、ホンダワラたってSea Weed(海の雑草)という括りしか持たない。でも、Sargassoだと怖いイメージなんだろうな。 他の読書を並行していたので、画面をマジメに観ていなかったけど、設定場面になった19世紀のヴィクトリア時代という厳格な道徳の時代でも、…いや、そういう時代だからこそ隠された人間の本性が醜く表現されたのだろう、と考えてみた。 有色人従者との婚外交渉あり、その結果として生まれ出ずる混血の美しい子孫あり、同性愛あり、普通婚への嫉妬や暗殺もあり、従者の子ども達と兄弟姉妹関係あり、近親相姦あり(?) 要は何でもありの世界で、皮膚の色だけが白人で、皮膚の色が違う兄弟姉妹たちと「私は何なの?あなたは何なの?」という具合のアイデンティティごっこをする場面もある。人間の本質や本性を語る場合は暗くなるか、深刻になるのが常で、この話も例外ではない。まあ、同じことを反芻して精神衛生を損なわない限り、考えることはいいやね。 ところで、英国と昆布との関係を以前、 日本が開港して自由貿易になると中国の会所貿易権は剥奪されることになった。当時の日中間最大の貿易品目は北海道産の昆布、アワビなどの海産干物だった。バルキーで軽いから運搬業者に燃料もリスクも軽くて、おいしいビジネスに目をつけたのは英国商人。上海や広東周辺に集まっていた回船力を駆使して、函館や小樽から直接海産物を中国に運んだ。購買地の中国人商人たちはゲンキンだから、会所貿易で独占されて高騰していた食材を英国商人から買えば、安くなるということで商売が続いた。ここから「食は広東にあり」というコトバが出来た。ただ、当時の旨みの元は自然の調味料だったけど、現代の中華料理の旨さの秘密は化学調味料ということになってしまうのだろうか?ま、一流どころでは無化調だろうけどね。いや、そう願いたい。 そうそう、おいしいラーメン屋を見つけたいなら、裏口のゴミ箱を見ることですな。でも、殆どのラーメン好きが、化調を厭わないから関係ないか。何が旨いんだか。
暖かいが雨の続く英国、地面がなかなか乾かないのは冬のヨーロッパの特徴であるが、こう間断なく降る雨のお陰で木製のドアやドア枠は膨らみ、安普請の我が家は少々絞まりが悪い。 雨が続くと息子の身体の締まりも悪くなる。 今日から学校が始まるが、これまでの3週間に及ぶ冬休みの間、奴は何も運動らしいことをしていない。昨年のサッカー最終戦では、コーナーキックの際に泥濘に足を取られ、太腿付け根の靭帯を伸ばしてしまい、開始後15分でオフとなった。安静にすることしか出来ないので、ストレッチもままならない。debの道まっしぐらである。と言っても、我が家の食生活なら太らない。問題は脂と甘いものを大量に口に詰め込むクリスマス期間であったが、少食が幸いして思ったほど体重は増えなかったようだ。 昨日は3週間ぶりの練習が行われた。雨で試合が順延となった代わりに練習になったわけだが、これがまた雨中の泥濘の中で行われた。2時間あまりの練習で15名の13歳児と5名の大人は顔まで泥だらけである。思えば、拙が野球でもなく、ラグビーでもない、バスケを選んだのは「泥だらけになるのが嫌だったから」ということを思い出した。 洗濯にも手間が掛る。日本家屋とは違って、風呂場で汚れ物を洗うことなど出来ない構造だから尚更である。泥んこは寒い戸外で水で落とすか、台所の狭いシンクを使うことになる。まさにクソミソである。でも、間違えたことはない。石灰質と粘土質の混合土は英国南部の特徴で、固まると黒砂糖のように不細工な固まりになるが、濡れるとくっついてしまう。トラッキングシューズやゴム長のグリップの間にびっちり入ってしまうので、滑り止めになるのはやはりスパイクブーツしかない。だから、サッカーブーツ、ラグビーブーツ、ゴルフシューズなど靴裏に鋲の打ってある靴でプレイするわけだ。スパイクブーツの発祥はドイツだという話を聞いたことがあるが、確認する気力はない。あれば、本職に使う。 練習を終えて、息子たちと大人たちは存外さっぱりした朗らかな表情をしていた。クリスマス明けの運動はとてもリフレッシュしたようだ。 拙はどうしたか、って? もちろん、泥だらけになるのが嫌だし、走ると慢性化した膝痛がひどくなると言い訳しておきませう。その日も既に1kスイミング後だったしね。そのうち200mは蝶々揚。あれは疲れます。プールが混んでいるときにこれをやると、「ヘタピ」な皆さんはSlow Laneにそそくさと移動してくれる。クロールの方が速いけど、やはりバタフライはそこのけ感が強いのだろうか。それでも、遅いクセに移動しない奴は係員に「やれ!」と言う。 ・・・話が脱線。 息子の練習が終えるのを待つ間、黒人選手ティムの母親と話すと、あっけらかんとした顔で言われた。 「私たち2ヶ月前から別居しているの」 息子のサッカーに関わるだけで、英国の様々な姿に触れる。でも、この話はちゃんとしたデータを揃えて述べるととても長くなるので、また後日。・・・かもよ。
最近、暖かい英国であります。 ジャケツ一枚で充分であり、防寒は不要なほどであります。 車の窓ガラスも凍りません。 道路も凍りません。 でも、マフラー(車の排気管)は相変わらず落ちています。 この20年あまり、暖かい英国は初めてであります。 しかし、こういうのはどうも調子が狂うのであります。 お茶もあまり飲みません。 机にはいつもevianのボルトが置いてあり、 気付いたときにグビグビ飲みますが、 嗜好品のペパーミントテーがあまり減りません。 かつては日に4,5杯飲むものでしたが、最近は 2杯で済んでしまいます。 好みのペパーミントテーには3種あります。 一つはフォートナム&メイソンというピン○ネ業者が勿体ぶった茶を提供するテーバッグ。 ペパーミントの味を最大限に出すテーバッグには正直脱帽でありますが、少々お高い。 英人を含む多くの人々が同社の案内ゆえに、 「ペパーミント茶はテーバッグしか可能ではない」 と信じてしまっています。しかし、それは事実と少々異なります。 もうひとつはそこら辺のスーパーで売られているトワイング社のペパーミントテーであります。 40バッグ入りでもリーズナブルなお値段であります。 強すぎず、弱すぎず、何杯でもいける飲み安さがあります。 最近では、トワイニング社のあらゆるハーブテーの中でもペパーミント茶が人気を博したかのようで、ご覧のような80バッグ入りが新発売されました。 開けてみると、なんと内包装もありやがりました。 でも、開けてみるとやはり普通であります。飲んでも従来品とは変わりません。 同社には他にもカモマイル(カモミール)、ジンジャー、シナモンなど多数の茶がありますが、一番人気はP茶であると、同社の広報担当が断言しております。 でもね、いちばん旨いP茶は、やはり生茶なのです。 ちょっと高くつきますが、市販のペパーミントの葉を50枚ほどむしって、 そのまま急須にぶち込み、 80度くらいのお湯を注いでみてください。 見ているだけではダメです。 3分ほど経ったら飲んでみてください。 残りのP茶を足してさらに飲んでみてください。 それを旨いとか、感動しないアナタは、一生コーラでも飲んでいて下さい。 羊倶楽部へのおみゃーげにしようかな。
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なお生き残る在英中年。
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