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エゲレスとは、こーゆーところてす。
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12月6日の記事「ホントに日本に帰りたくなるよな」以来、

この辺りには静寂が戻った。

この事件のその後の経過をカンタンに述べよう。

実際、備忘録代わり。

まず、破壊されたGritt Box(滑り止め塩砂の入った箱)の爆破直後の画像は以下、

蓋が飛ばされただけだから、大したことねーじゃん、とお思いの方もおられるだろう。

でも、これで飛ばされた尖ったネジは20mほど先の木の塀に突き刺さっていたことが、

後日の現場検証で判ったし、砂は画像で見るよりももっと拡散していた。

何よりも犯人と思しきティーンエィジャーたちの行為がエスカレートしないようしたい。

事件後すぐに警察に連絡し、事件ナンバーを貰った。

これで事件の進展がいつでもトレース可能。

と思っていたが、そういうことにはならなかったことは後で記す。

翌日はGritt Boxを管理するカウンセルオフィスに電話をし、

修理を依頼。その際に事件ナンバーを聞かれた。

「犯人が逮捕されたら、請求するためです」

なるほどね。

ところが、何日経っても警察からは現場検証について日取りの連絡も来ない。

クリスマス直前になって、近所の警察署に事件ナンバーと、近所での違法行為をリストにした手紙をいくつか添えて提出すると、

クリスマス明けになって巡査が2名現れた。

巡査の言うことは、この手紙を見るまで事件を知らなかったとのこと。

事件ナンバーでトレースしてようやく事態が最寄の警察署に知らされるというお粗末さ。

捜査が遅れている言い訳をしに来ただけだった。

どうやら英国の警察「も」内部連絡がけっこうダメらしい。

現場検証は大晦日のクソ忙しい時に行われて、拙も数時間立ち会った。

爆破が夜中だったこともあり、被害は少ない、

というレポートを読んで、こいつは文章のダメな警官だなあ、と。

近所には自分の庭に置いた車に焦点を当ててビデオをまわしている人もいるので、

その家のビデオに手ががりとなる人影が映っていないか、などという捜査も行われた。

拙のレポートを読んで、犯人を特定した人物が近所に二人居るので、

彼らにも事情聴取が及んだ。

で、結局犯人は捕まっていない。

警察に言わせれば、証拠不十分であるから、逮捕こそ出来ないが、その犯人と思しき連中には職務質問というカタチで「仲間がもしこういうことをしていたら、・・・」と諭したとのこと。それは無意味だろうな。

意味があったのは、当日拙が野球バットを持って飛び出したこと。

以来、近所のティーンエィジャーは拙の近くを通ろうとしなくなった。

接近遭遇すると顔を隠しながら歩くのだ。

この近所には、違法運転行為、落書き、破壊行為などをするティーンエイジャーが約10名ほど特定されていて、主犯格は2名で、彼らは兄弟とのこと。

夜中に彼らが徘徊するのは以前と変わらない。

ただ、拙宅前を通る彼らの姿がさらに弱年齢化しているように見える。

それでも、この近所は英国全体の中でもかなり安全と言われる住宅地なのだよ。

もはや、日本も同じだろうか?

 

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日本の学校が英語圏の人々を講師のように位置づけるJETプログラムというものがありますよね。

いえ、その組織や運営が、どうたらこうたら、ということはどうでも良いんですが、

このプログラムはかつては日本の企業の中にも英「語」人を導入して、研修をさせてあげたり、英語を職員に教授させたり、ということをしていました。

拙友人で、90年代の初めに日本語スピーチコンテストで2位になったM君はその一人でした。

彼はオクスフォード大出身で、フランス語も普通に話せます。

語学に優れたヒトは白人であっても、何人であっても、

話しているうちに日本人に思えてしまいます。

拙が日本語でコミュニケを取る唯「二」の白系英人であります。

もう一人は「出版しました」で紹介したAndrew Clareと言いたいところですが、

彼とはいつも英語であります。

もう一人とは妻であります。日本語が話せるので助かります。

で、話はJETプログラムに戻ります。

最近のJETの受け入れ先は殆どが学校らしいですね。

先日も近所の薬局の店主と話していたら、

息子さんがAレベル(高校卒業レベル)の日本語試験に合格し、大学ではエンジニアリングを学ぶインペリアルに合格したとのこと。

日本で言えば、英検準1級を取得した東工大生というくらいのステイタスでしょうか。

準一休にも能力差はけっこうありますが、準一球くらいじゃ会話はまだまだね。

でも、その彼、ギャップイヤーという1,2年与えられる入学までの猶予期間を利用して、

JETプログラムの補佐的プログラムに乗っかって、

日本のある私立高校で英語指導のアシスタントをしているそうです。

18歳の青年ですから、語学のキャッチアップも早いでしょうねえ。

で、その彼は昨年の9月に学校に着くと、

教職員の「えっ?」という戸惑いの表情を読み取ったそうです。

日本語が出来ると言っても、表情を読み取って適切な言葉を掛けるのは、やはり準逸給ではね。

って、くどいので止めますが、

その戸惑いの意味を彼はすぐに知ることになりました。

それはある不注意な教師のとても小さな声の発言でした。

「インド人?」

普通なら名前を見れば判りそうなものですが、

薬局の店名を見ても、無国籍な名前にも見えるので、

英国を知らない教師達は気付かなかったのでありましょう。

もちろん、校長などには顔写真も渡っていたでしょうが、

他の教員はJETの講師やアシスタントの来校を楽しみにしていたと思われます。

 

しかも、

 

白人だと思い込んで。

 

薬局の店主は、息子さんからそのことを聞き、少し心配して拙に相談してきたのです。

「日本でも人種差別があるのですか?」

「ありますよ。でも、日本人の殆どがその意識にナイーブ(イノセントという意味で)だから、アナタの息子さんがイギリス語を話しているのなら、すぐに受け容れられますよ。あの学校の職員ならそれくらいは判るでしょうから、心配ありません」

「でも、ウチは牛肉を食べさせたことがないんですよ。パキスタン出身なもので」

英国の薬局の60%はインド、パキスタン系の英国人による経営です。

郵便局に行って参りました。

この季節になるとあまり混んでいないんですねえ。

クリスマス前はどの局もごった返しているのに。

で、買って来たのが、画像の記念切手。

「やーいぃ、日本では買えないだろう」

と自慢しようと思って、本日の記事にしたのでありますが、

空間と時間を越えることも可能なインターネットのこのご時世に、

ネット販売で買えないわけはないだろうと、

探してみたら、即ヒット。

http://www.beatles-stamp.com/

というわけで、本日の記事はおしまい。

というのではあまりにも素っ気ないので、

もうちっと調べてみると、

http://www.royalmail.com/portal/rm/shop?pageId=shp_prdlist&category=cat41450006&catId=9300091

びーとるずファンには堪(こた)えられない、ってやつですか?

いえ、拙は特にファンというわけではありませんが、

100曲ほど歌えるかな。なんでだろう?

好きな歌は「丘の上のバカ」

で、切手を購入した時の台紙に

Royal Mail Mint Stamps

と書かれていました。

何もミントの香りがするわけではありません。

Mint には大文字で「造幣局」という意味もありますし、

形容詞的用法で、「多額の」「値打ちがある」というニュアンスを含めます。

でも、この場合は「英国郵便会社未使用切手」なんす。

mintが「未使用」という意味になるのは、「郵便に有効な」切手に限ったことのようです。

そして、どうです? ここでもうひとつ新たな事実が判ったでせう。

1969年からRoyal Mailは国有企業なんす。

そして、元学生さんのコメントにあるように、2006年1月から一応民営化されたんですが、

メインシェアホルダーは政府なんすね。実質的には国有会社のまま。

と書き漏らし部分を加筆させて頂きやした。

で、先ほど述べた造幣局としてのMintというコトバはちょと気になりませんか?

日本では今でも服役者が作っているところもありますよね。

昔、ロンドン塔にこのMintが置かれた時代があります。

アイザック・ニュートンはそこで監視人の仕事をしていました。

なぜ、落ちるコインを眺めて万有引力の法則に結び付けなかったのでしょうか。

などと余計なお世話ですが、

当時のロンドン塔でも服役者が貨幣鋳造の労力だったようです。

 

 

 

この話はかなりリアルタイム。

ちょとえぐいので、別スペースに掲載しようと思ったけど、

やはり広く知ってもらった方が良いと考えました。

 

普段は静かな住宅地で、落書きも少なく、ティーンエィジャーの暴力行為もそんなに目立たない地域に住んでおります。

 

・・・が、 

先ほど午前12時半ごろ、コメント返しをしていた間に家のすぐ外で爆発音がした。

暴力沙汰かと思って、バットを持って外へ出てみると火薬の臭い。

家のすぐ側に置かれている砂箱の蓋が路面に落ちている。

しばらく、様子を伺っていると、闇の向こうから二人の若者。

威嚇する所作を見せても動じないので、すぐに作戦変更。

現場を眺めながら、近くを通る彼らに挨拶をしてみる。

good eveningの拙の掛け声に、Are you alright, mate? と妙に馴れ馴れしい。

バットを持っている拙を見たなら、「何が起きたんですか。どうしたんですか?そのバット」と聞くべきではないのか、何か変だぞ。

言葉をさらに交わすも埒が明かず。「あんたの家はどこか?」と聞いてきたので、顔色を見ながら答えをわざと遅らせると不自然に微笑む。でも、証拠は無い。

「お前に関係ないだろ」

「でも、聞こえるのはこの家だよな」

「あー、やっぱりお前が犯人か?」

「違うよ。知らねえよ。じゃあな」

確かに証拠が無い。

一人は平然と、もう一人は後ろを振り向きながら帰る姿に確信は高まるものの、

こんちくしょうめ。


警察に電話し、事の次第を説明すると、

事情聴取はこれから少なくとも2回あるとのこと。

何度も同じ事を聞かれるのは面倒なので、

警察に提出するレポートを書いていたら、

こんな時間(朝2時24分)になってしまた。

英国の良い所を紹介している拙に何をさせるんだ。

うう、ハラタツノリ~!眠れん。

 

 

 




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