エゲレスとは、こーゆーところてす。
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強風のために屋根が飛んじゃって、 現在ロンドン・ブリッジ駅は閉鎖されているそうです。 18日はあまりの暴風雨のため、 仕事よりも子ども達の安全を優先しました。 と言っても、車で送迎しただけですが、 車を運転していても時々危険に感じました。 学校に行くのには、全部で4ルートあるのですが、 午後迎えに行く時は、2ルートで木の幹が倒れて閉鎖されていました。 でも、帰路に着く頃には一つは開通していたので、 そちらを通ると、 こんな感じの景色がいっぱい。 道の脇には直径30cm以上の木の幹が1mの長さに整然と切られていました。 これは地方自治体の働きです。 道路交通が麻痺しないように、且つ二次災害が起こらないように、 こうした緊急事態に対処しているのです。 風が吹けば桶屋が儲かる、 のではななく、植木屋が木を切り、道路を正常化するわけで、 道路行政に植木職人は欠かせないわけなんです。 以下、ロンドン・ブリッジ駅の閉鎖を告げる記事であります。 http://www.southernrailway.com/unavailable.htm 但し、このサイトは現在オーヴァーアクセスになっているので、 アクセスはお薦めしません。 そのうち屋根の飛んでしまった駅の写真でも掲載してみましょう。 ま、忘れるでしょうけど。 PR
前回は日本の人種意識をネタにしたこともあるので、 本日は今話題に上っているBig Brotherという英国のTV番組での差別問題について。 くだらない話題なんですが、 新聞各紙やBBCのニュースでも一時間毎に報道されているので、 ちょとだけ紹介。 http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/south_asia/6271139.stm まず、Big Brotherという番組ですが、 これは日本で言うと、「あいのり」みたいな番組です。 Big Brotherには「独裁者」という意味があります。 拙の想像では、観る我々が独裁者なのか、と思いましたが、 どうやらこの番組では主催者と我々視聴者が独裁者のようです。 すいませんが、この番組内容には興味ないので、ざっと説明させてください。 場所は特定の豪華な住居に若い連中が男女共に共同生活して、 出演者のプライバシー全体を全国ネットで流すというものです。 期間限定で、主催者側から与えられたタスクを達成すると、 賞金も出るとのことです。 でも、タスクを達成できなくても、視聴者から人気があれば、シリーズ終了後には、 多少おbaカちゃんでもテレビ関係の仕事がもらえて、セレブの仲間入りをするようです。
宿題を終えた息子が、居間でハナクソと戯れながら見ているので、 「くだらねぇもん観るな」とティシューボックスを投げつけてやります。 いくつか前のシリーズには、息子たちのガッコの先輩が出演していたとかで、 ガッコの友人たちも何人か観ているそうです。 娘は若者のやり取りを暫く眺めていて、 「くだらん」 と言ってはチャンネルを変えます。 息子は文句を言いません。 観なくてもいいほど、それだけくだらんのです。
で、今回問題になっているのは、今シリーズの中での「イジメ問題」 その対象となったのが、
インド人の女優シルパ・シェティです。 http://en.wikipedia.org/wiki/Shilpa_Shetty 彼女は比較的訛のない英語を普通に話します。 基本的にコミュニケーションは問題ありません。 異文化出身であること以外に団体生活上の問題はないと思われます。 初めはイジメであったということですので、 これが同民族、同国人同士であれば、 内輪もめ程度の認識に留まり、 差別問題にまで発展しなかったと考えられます。 しかし、若者たちのやり取りは次第に民族的な違いを指摘するような発言が増えていったことから、差別問題になっていったのではないかな、と考えられるのです。 今や、インド国会でも英国国会でも取り上げられる事件になってしまいましたが、 なんだか差別したら罰則規定があるよ、という法律が逆手に取られているような気もします。 マイノリティや弱者の人権保護の法律が、平等を作るどころか、逆に強い者を作ってしまっています。 どこかの国でも外国籍の人々が、 表向きは外交的、裏では暴力や権力を用いては、 不当な利益を行政体から得ている構造に似ているような気がするのは拙だけでしょうか。
日本の学校が英語圏の人々を講師のように位置づけるJETプログラムというものがありますよね。 いえ、その組織や運営が、どうたらこうたら、ということはどうでも良いんですが、 このプログラムはかつては日本の企業の中にも英「語」人を導入して、研修をさせてあげたり、英語を職員に教授させたり、ということをしていました。 拙友人で、90年代の初めに日本語スピーチコンテストで2位になったM君はその一人でした。 彼はオクスフォード大出身で、フランス語も普通に話せます。 語学に優れたヒトは白人であっても、何人であっても、 話しているうちに日本人に思えてしまいます。 拙が日本語でコミュニケを取る唯「二」の白系英人であります。 もう一人は「出版しました」で紹介したAndrew Clareと言いたいところですが、 彼とはいつも英語であります。 もう一人とは妻であります。日本語が話せるので助かります。 で、話はJETプログラムに戻ります。 最近のJETの受け入れ先は殆どが学校らしいですね。 先日も近所の薬局の店主と話していたら、 息子さんがAレベル(高校卒業レベル)の日本語試験に合格し、大学ではエンジニアリングを学ぶインペリアルに合格したとのこと。 日本で言えば、英検準1級を取得した東工大生というくらいのステイタスでしょうか。 準一休にも能力差はけっこうありますが、準一球くらいじゃ会話はまだまだね。 でも、その彼、ギャップイヤーという1,2年与えられる入学までの猶予期間を利用して、 JETプログラムの補佐的プログラムに乗っかって、 日本のある私立高校で英語指導のアシスタントをしているそうです。 18歳の青年ですから、語学のキャッチアップも早いでしょうねえ。 で、その彼は昨年の9月に学校に着くと、 教職員の「えっ?」という戸惑いの表情を読み取ったそうです。 日本語が出来ると言っても、表情を読み取って適切な言葉を掛けるのは、やはり準逸給ではね。 って、くどいので止めますが、 その戸惑いの意味を彼はすぐに知ることになりました。 それはある不注意な教師のとても小さな声の発言でした。 「インド人?」 普通なら名前を見れば判りそうなものですが、 薬局の店名を見ても、無国籍な名前にも見えるので、 英国を知らない教師達は気付かなかったのでありましょう。 もちろん、校長などには顔写真も渡っていたでしょうが、 他の教員はJETの講師やアシスタントの来校を楽しみにしていたと思われます。
しかも、
白人だと思い込んで。
薬局の店主は、息子さんからそのことを聞き、少し心配して拙に相談してきたのです。 「日本でも人種差別があるのですか?」 「ありますよ。でも、日本人の殆どがその意識にナイーブ(イノセントという意味で)だから、アナタの息子さんがイギリス語を話しているのなら、すぐに受け容れられますよ。あの学校の職員ならそれくらいは判るでしょうから、心配ありません」 「でも、ウチは牛肉を食べさせたことがないんですよ。パキスタン出身なもので」 英国の薬局の60%はインド、パキスタン系の英国人による経営です。
13日の土曜日は息子のホッケーの試合でした。 遠隔地のAwayだったので、観戦には行けませんでした。 結果は0対5で負けたそうですが、相手は前年全国制覇したG'fordという強豪です。 その相手にワンサイドゲームにならなかったのなら、まあ良いか、と。
14日の日曜日はサッカーリーグの試合でした。 息子のチームはプロジュニアの3部リーグで真ん中辺のランキングです。 息子自身がプレミアの実力を持つことは、旧ブログで実証して述べたとおりですが、 最近は低迷が続いていて、応援する側としても苛立ちがあります。 この日も相手よりも10以上のアテンプト差をつけながら6対4で負けました。 息子はMFながら2ゴールしましたが、アテンプトとアシストでは6ゴール分以上失敗しています。 技巧に走りすぎている観(かん)がないでもありません。 最近、サッカーを話題にしていないのは昨年のように連勝しないから・・・でもありませんが、 息子のサッカーに進歩が感じられないのであります。 親バカと名乗っていますが、それ以上にかなり厳しいかもしれませんね。
この日の圧巻は娘の教会での話。 夕方の礼拝に行くと、 牧師が現れる前に30代と思しき男性がやおら立ち上がっては、 意味不明の言語で5分間ほどスピーチし、 「神からのお告げだ」と述べたそうです。 「今度はお前が日本語でやってやれ」 と言うと、 「え?お父さんもやったことあるの?」 と聞かれました。 「うん、16歳の頃、新興宗教団体の会合でやったことがある。友達に騙されて連れて行かれた所だし、そもそも信仰なんてできないだもん。当時タモリの四ヶ国語マージャンが流行していたんで、そのノリだったね」 娘を連れて帰宅した際、玄関先で犬糞を踏んでしまいました。 その後の大騒ぎはご想像に・・・。 因みに犬糞放置の罰金は50ポンド(約1万2千円)であります。 向かいに住むフォスター家は散歩中に放置しなかったことはありませんから、 ひと月で最低でも40万円分の犬糞を垂れ流していることになります。
ご存知の方も多いかもしれませんが、 英国は狐大国であります。 道端の屍骸の中でも一番多いのはウサギで、二番がリスで、その次は狐であります。 車に撥ねられるわけですが、 撥ねられてホヤホヤの小動物の命の残った姿は見るに耐えません。 以前、下半身を強打したらしく、森道で上半身で身体を引きずる狐を見かけたことがあります。 その狐を見かけた拙は徐行し、車を停車させて狐に近寄ろうとしましたが、 拙を見るなり狐は「グギャー」という奇声を発して拙を威嚇し、 力を振り絞って前に進むと、崖下に転落して行きました。 とても降りられるような崖ではなかったことと、 落ちて身動きしない狐を見て諦めました。 両手を合わせてその場を去りましたが、ちょと空しい光景でした。 英国では一昨年まで猟犬による狐狩りが行われていたほど、 害獣として認識されています。 夜のロンドンの街中でもゴミ箱を漁る狐を見かけることがあります。 でもねえ、害獣と言うのは人間の勝手なのにね。
「俺はいつもそういう奴を見かけると、トドメを刺す」 と笑いながら叫ぶ若者の言葉を耳にしたことがありますが、 笑っていなければ、それは正しいかもな、と思うわけであります。 苦痛から救ってやるわけですしね。 幸いなことに、運転歴25年以上になる拙にはまだ小動物を轢死させたことはありません。 「じゃあ、ありんこもねぇのか?」 と仰る方はさようならでは、もう会いません。 ただ、ニュージーランドで運転中に一度だけ、鳥がフロントガラスにぶつかってきたコトがあります。 頭の大きなスズメのような鳥でしたが、 路上には至るところに同じ鳥の屍骸が散乱しています。 スコットランドやウェールズでドライブしていると、10m間隔でヌイグルミが落ちていますが、 あんな感じでした。 ヌイグルミの正体は生ウサギの轢死体です。 ともあれ、小動物の死をフロントガラスで迎えるのは誰しも苦痛であり、驚きであることでしょう。 この際、乗用車を止めようと言いたいところですが、 明日10時に息子をサッカー場に連れて行かなければなりません。 今年、初試合であります。 安全運転祈願!
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なお生き残る在英中年。
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