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エゲレスとは、こーゆーところてす。
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現在バーミンガムシティはチャンピオン・シップ・リーグのトップに立つチームです。

このまま行けば、来季はプレミアでプレーできるだけでなく、好成績を残せるのではないかと思います。

英国のサッカーリーグには、

「プレミア・シップ」

「チャンピオン・シップ」

「リーグ1」

「リーグ2」

という具合に分かれています。

さらに、下位にはコンファレンスという半分プロのリーグも多数ありますが、

彼らはサッカーだけでは飯を食っていけないので、

他に仕事をしている人たちもいます。

有名な選手は殆どがプレミアで働くわけですが、リーグの中には20チーム以上が競り合い、

同じリーグの中でも実力差はかなりあります。

さらに、下位リーグになるともっとその力の差が歴然としてきます。

それでも、レベルが高いので、観る者は多く、下位リーグでもサポーターはたくさん居ます。

下位からプレミアにまでコンバートされて伸し上がって来る選手もいます。

一方で、上位から見切りを付けられ、

引退か、下位に移籍する選手もいます。

何度か紹介している縁戚のオリバー・アレンもその一人になってしまいました。

彼は2年前にウェストハムからバーミンガムシティに移籍しましたが、

現在のストライカーが好調であるために、

ずっとリザーブリーグでのプレーに甘んじていました。

そして、今期はしょっぱなからの怪我で、

昨年暮れには「来季の構想外」を言い渡されたそうです。

20歳の彼は今から大学に復帰することの可能な珍しく恵まれた選手なんですが、

どうしてもサッカー選手としてやり遂げていないことがある、

と感じています。

「まず、全力を出し切れていないし、チャンスを掴んでいないんだ」

クリスマスに会ったときの彼の言葉でしたが、

その時彼はまだ迷っていました。

そして、悔いを残したくないし、多くのスカラーアスリートらの先例を聞いて達した結論は、

下位への移籍でした。

チャンピオンシップからリーグ2のBarnetという西ロンドンのチームです。

まだ、バーミンガムに在籍していますが、

実際の身柄はBarnetで練習することになりました。

以下のURLの最後の2段落に彼のことが書かれています。バーミンガムシティのリザーブチームの名前はBLUESと言います。

http://icbirmingham.icnetwork.co.uk/0200sport/globalsport/tm_headline=blues-close-in-on--3-5m-vine-signing&method=full&objectid=18444578&siteid=50002-name_page.html#story_continue

彼の父、クライブはプレミアで得点王、英国初の100万ポンドプレイヤー、FA選手になった人物です。現在はトテナム・ホットスパーのリザーブリーグの監督であります。彼を知らない英人はいません。

親子鷹というほどの思い入れはないはないんでしょうが、

アレン・ファミリーはサッカーに関わる以上、

クライブ以前から代々続くその名門家としてのプレッシャもあるかもしれません。

あるいは、サッカーの天才達は本当の自分の実力が判っているだけに、

遣り残した気持ち以上に、実力の方が大きいのではないか、と。

身びいきかもしれませんが、オリバーと接していて、そういう気がするであります。

クリスマス・プディングを待つオリー。

 

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強風のために屋根が飛んじゃって、

現在ロンドン・ブリッジ駅は閉鎖されているそうです。

18日はあまりの暴風雨のため、

仕事よりも子ども達の安全を優先しました。

と言っても、車で送迎しただけですが、

車を運転していても時々危険に感じました。

学校に行くのには、全部で4ルートあるのですが、

午後迎えに行く時は、2ルートで木の幹が倒れて閉鎖されていました。

でも、帰路に着く頃には一つは開通していたので、

そちらを通ると、

こんな感じの景色がいっぱい。

道の脇には直径30cm以上の木の幹が1mの長さに整然と切られていました。

これは地方自治体の働きです。

道路交通が麻痺しないように、且つ二次災害が起こらないように、

こうした緊急事態に対処しているのです。

風が吹けば桶屋が儲かる、

のではななく、植木屋が木を切り、道路を正常化するわけで、

道路行政に植木職人は欠かせないわけなんです。

以下、ロンドン・ブリッジ駅の閉鎖を告げる記事であります。

http://www.southernrailway.com/unavailable.htm

但し、このサイトは現在オーヴァーアクセスになっているので、 

アクセスはお薦めしません。

そのうち屋根の飛んでしまった駅の写真でも掲載してみましょう。

ま、忘れるでしょうけど。

 

前回は日本の人種意識をネタにしたこともあるので、

本日は今話題に上っているBig Brotherという英国のTV番組での差別問題について。

くだらない話題なんですが、

新聞各紙やBBCのニュースでも一時間毎に報道されているので、

ちょとだけ紹介。

http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/south_asia/6271139.stm

まず、Big Brotherという番組ですが、

これは日本で言うと、「あいのり」みたいな番組です。

Big Brotherには「独裁者」という意味があります。

拙の想像では、観る我々が独裁者なのか、と思いましたが、

どうやらこの番組では主催者と我々視聴者が独裁者のようです。

すいませんが、この番組内容には興味ないので、ざっと説明させてください。

場所は特定の豪華な住居に若い連中が男女共に共同生活して、

出演者のプライバシー全体を全国ネットで流すというものです。

期間限定で、主催者側から与えられたタスクを達成すると、

賞金も出るとのことです。

でも、タスクを達成できなくても、視聴者から人気があれば、シリーズ終了後には、

多少おbaカちゃんでもテレビ関係の仕事がもらえて、セレブの仲間入りをするようです。

 

宿題を終えた息子が、居間でハナクソと戯れながら見ているので、

「くだらねぇもん観るな」とティシューボックスを投げつけてやります。

いくつか前のシリーズには、息子たちのガッコの先輩が出演していたとかで、

ガッコの友人たちも何人か観ているそうです。

娘は若者のやり取りを暫く眺めていて、

「くだらん」

と言ってはチャンネルを変えます。

息子は文句を言いません。

観なくてもいいほど、それだけくだらんのです。

 

で、今回問題になっているのは、今シリーズの中での「イジメ問題」

その対象となったのが、

 

インド人の女優シルパ・シェティです。

http://en.wikipedia.org/wiki/Shilpa_Shetty

彼女は比較的訛のない英語を普通に話します。

基本的にコミュニケーションは問題ありません。

異文化出身であること以外に団体生活上の問題はないと思われます。

初めはイジメであったということですので、

これが同民族、同国人同士であれば、

内輪もめ程度の認識に留まり、

差別問題にまで発展しなかったと考えられます。

しかし、若者たちのやり取りは次第に民族的な違いを指摘するような発言が増えていったことから、差別問題になっていったのではないかな、と考えられるのです。

今や、インド国会でも英国国会でも取り上げられる事件になってしまいましたが、

なんだか差別したら罰則規定があるよ、という法律が逆手に取られているような気もします。

マイノリティや弱者の人権保護の法律が、平等を作るどころか、逆に強い者を作ってしまっています。

どこかの国でも外国籍の人々が、

表向きは外交的、裏では暴力や権力を用いては、

不当な利益を行政体から得ている構造に似ているような気がするのは拙だけでしょうか。

 

 

 

2007年の話になりますが、

奴隷制廃止から200周年を記念をするキャンペーンが英国内で行われます。

主催は英国外務省です。

200年も経つのに、何で今更キャンペーンなのか、と思われる方もいらっさるでせう。

実は現在でも奴隷にされている人々がいるからなのです。

英文で申し訳ありませんが、以下のURLをご覧下さい。

http://news.independent.co.uk/appeals/indy_appeal/article2106014.ece

http://www.antislavery.org/2007/links.html

他にもたくさんあるんですが、あまり紹介してもご覧になるのも大変でしょうから、

記事と実際の活動との2つだけにします。

日本や周辺アジア諸国にもこれらの問題があることはご存知でしょう。

我関せずってわけにはいかないと思います。

ピンと来ない人たちのために言うと、

あのくだらない「王様ゲーム」ってやつも名を借りた奴隷とも言えるわけです。

次回は奴隷システムの背景でも?

哲学、宗教、文化人類などの点から?

あー、とりあえず良いお年を。

 

 

 

 

 

全面禁煙が2007年7月1日から始まります。

でも、どこで吸っちゃいけないの?

屋内の公共施設、映画館、公共交通機関、パブ、レストラン、ナイトクラブ、プライベートの倶楽部などです。でも、プライベート倶楽部はなんで規制されるんでしょうね。認可を得るために費用を払え、という意味かな?倶楽部周辺は葉巻屋だらけなのに。

んなら、どこで吸えばいいの?

まず、屋外はまだ大丈夫です。 自宅、ホテル、刑務所、老人ホームなど、「家」とみなされる場所であれば、許されるそうです。でも、ホテルのどこなら良いのかは不明。その辺は詳細な説明があるのだろうか?

フットボールグラウンドや駅のプラットフォームなどは実質的に閉鎖された環境にあるので、屋外といえども既に禁煙になっている筈ですが、実際に駅でもサッカー場でも吸っているヒトを見かけるから、法の適用や運用にも、拙はちょと懐疑的であります。タクシーなどの場合はどんなに「禁煙」と書いてあっても、法的な拘束力はないそうです。だからと言って、運転手を無視して吸えばどうなるかは聞かないで下さい。

で、吸ったところを見つかったら?

見つかっても何も起こりません、って一人突っ込みかよ。捕まったら、£50の罰金です。

でも、誰かがこっそり吸っているのを見つけたとしても、誰が気にするの?

その施設を管理する責任者が、誰かの喫煙を制止出来ない場合は、£2,500の過料が課されます。「禁煙のサイン」がないことを見咎められれば、£200の過料が課され、法廷に持ち越されると最高£1,000まで課される可能性もあるとのことです。

以下、余談ですが、ってブログは全部余談か。

拙はタバコの臭いがとても苦手なんですが、大概の場合は我慢します。NZ旅行での話、天然記念物などの生息地で、かなり厳しく制限された禁煙区域で観光していた時のこと。 そこでは、喫煙者に注意したことから、議論に至ったことがあります。なぜ議論になるのか、なぜ彼らは反論するグラウンドを持つのか、拙には皆目理解出来ませんでした。 ある人物からは、息子の前で "No one cares. Ass hole!" 「誰もやってることじゃねえか。尻○穴野郎」と言われたことがあります。それに対して、

" You do not understand that you are disgracing all smokers."

「そんなことを言ったら、すべての喫煙者を 辱めるんじゃないの」

と切り返すと、少しは理解したらしく、議論は止めましたが、自分の子供の前でもあるにも関わらず喫煙を止めませんでした。

「アナタのお子さんが大きくなっても、このヒカリ苔がこの生態系の中に残れると良いね」

と付け加えましたが、何の反応もせず次のタバコに火をつけました。それを見ていた日本人観光客も次々にタバコに火を点け始めました。あーあ、であります。

後で、息子にこの場面のことをどう思ったか、と尋ねると、「お父さんが正しいのに、侮辱されて悔しかった」と目に涙を溜めていました。こどもでも判ることなのに、なんか意地になっていやしませんかね。

これからはこういうことが増えるのでしょうか?

以下の予定で公共スペースでの喫煙が禁止されることになります。既にスコットランドでは実施されているのはご承知のとおり。

該当域で喫煙する日本人の皆様に説教をしている日本人もしくは、香港マフィア風の人物がいたら、それはおそらく拙でありましょう。 

  • England - July 1, 2007
    The initial plans for a partial ban in England were binned because Health Secretary Patricia Hewitt felt it was impractical and wouldn't offer enough protection from passive smoking for workers in places such as bars and clubs.
  • Scotland - March 2006
    It's hoped that the ban will have a very positive impact on the Scottish nation, since smoking here is attributable to a shocking one in four of all deaths.
  • Wales - April 2, 2007
    The UK government allowed Wales to decide on its own smoking ban, despite the fact that the Welsh Assembly isn't normally given such wide-ranging powers. Wales was actually the first part of the UK to vote for a full smoking ban.
  • Northern Ireland - April 30, 2007
    Three years after the Republic of Ireland's total ban, Northern Ireland is following suit. No-one has a right to subject colleagues and workmates to the dangers and hazards of second-hand smoke," says its Health Minister Shaun Woodward.




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